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Ansys ユーザーのためのウィザードと自動化ツールによる解析業務の効率化

ウィザードと自動化ツールで解析業務の効率化をサポート!

こんな方におすすめ

  • 設計者にも解析業務を任せたいが、教育の時間が無い
  • パラメータを入力するだけで、特定の形状モデルを自動作成できるようにしたい
  • 同じような設定を何度も行っており、毎回の設定作業に時間がかかっている

Ansys ユーザーのためのウィザードと解析自動化機能の概要

「設計の早期段階で信頼性評価を行いたいが、設計者がCADや解析ツールになじみがなく困っている。」
そんな Ansys ユーザー様の声にお応えして、ユーザーがナビゲーションに沿ってパラメータを入力するだけで、特定の形状モデルを作成できるウィザードをご提供しています。また、カスタマイズ機能でアプリ上に配置した実行ボタンをクリックするだけで、解析条件の設定と解析実行を全て自動で行うツールもご提供しています。これらのツールを活用することで、解析作業のハードルが下がり、誰でも効率よく信頼性評価を実施できるようになります。

ウィザードと解析自動化ツールを Ansys で使用するメリット

  • ウィザードのナビゲーションに沿って解析モデルを作成できる
  • パラメータを入力するだけで複雑な解析モデルを自動作成できる
  • 形状モデルが変わる度に繰り返す解析設定の作業工数を削減できる

ウィザードと解析自動化ツールの詳細

ここからは基板レイアウトモデルを作成するための専用ウィザードと、基板の熱応力解析自動化ツールの詳細をご紹介します。

1. ウィザードによる基板レイアウトモデルの作成 > 2. Ansys の解析設定/解析実行の自動処理する一連の流れについては、下記の動画でもご覧いただけます。

1. ウィザードによる基板レイアウトモデルの作成

Ansys SpaceClaim(以下、SpaceClaim)において、基板レイアウトモデルを作成します。まず、SpaceClaimを起動し、基板レイアウトモデルを作成するための専用ウィザードを開きます。
ウィザードが開いたら、まずは解析対象から除外するサーフェスと部品の設定を行います。
設定が完了したら、「次へ」ボタンをクリックします。
次のステップに進むと、ウィザードで指定したサーフェスと小型部品が、解析モデルから自動的に除外されます。
次に、部品ライブラリからインポートする部品の位置と名前を選択します。設定が完了したら、「次へ」ボタンをクリックします。
次のステップに進むと、ウィザードで指定した部品データが自動的にインポートされます。
最後に、インポートした部品の位置を調整します。
ウィザードにパラメータを入力することで、平行移動や回転操作が可能です。
位置が決まったら、「次へ」ボタンをクリックし、モデルを確定します。
これで、基板レイアウトモデルが完成します。
このように、ウィザードを活用することで、複雑な形状モデルも簡単な操作だけで自動作成することが可能になります。

2. Ansys の解析設定/解析実行の自動処理

続いて、Ansys Mechanical (以下、Mechanical) を起動します。
カスタマイズで開発した「熱応力解析」というタブをクリックし、実行ボタンをクリックします。
こちらのボタンをクリックした後は、材料設定、接触、メッシュ設定、境界条件、結果追加など、解析に必要な設定がすべて自動で設定され、解析実行も自動で行われるため、ユーザーは処理が完了するのを待つだけとなります。

お見積無料!Ansys専用ウィザードと 自動化ツールのご相談はお気軽にお問い合わせください。

Ansysの専用ウィザードは、SpaceClaimのみならず、MechanicalAnsys Workbench(以下、Workbench)などでも開発可能です。当社では、単体アプリケーション用のウィザードに加え、複数のアプリケーション(WorkbenchSpaceClaimMechanicalなど)を連携したウィザードの開発実績もございます。

また、自動化ツールや拡張機能も多くのユーザー様からご好評いただいており、年間20件以上の作成実績がございます。

ウィザードや自動化ツールによる設計開発の効率化にご興味がございましたら、是非お気軽にお問い合わせください。

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