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表面反応解析で実現するCVDリアクタ設計課題の解決アプローチ(Ansys Fluent実習セミナー)
AWMでの作業を、より便利に、より高度に!
表面反応解析で実現するCVDリアクタ設計課題の解決アプローチ(Ansys Fluent実習セミナー)の概要
本セミナーはAnsys Fluent実習をテーマとしているので、ご質問に答える時間を多く取っています。解析上の問題点解決にもお役立てください。
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【こんな方におすすめします】 ・CVDを始めとする成膜装置やエッチング装置の開発に携わる方 ・シミュレーション技術を活用して、装置構造やプロセスの最適化、開発期間やコスト削減を図りたい方 |
【講師概略】
湘南技術センター株式会社 三浦 豊氏
湘南技術センター株式会社は1974年に創業し、機械、電気、システム機器を中心に設計請負や技術者派遣、構造と流体解析受託、太陽光発電設備施工運用事業を展開しています。三浦豊氏は1990年にFluentを導入以来、一貫して半導体製造装置、特にCVD、エッチング装置の流れ、移動現象、表面反応の解析に従事されています。
博士(工学)、Autodesk認定トレーニングセンター、ISO27001認証取得。
※本セミナーを受講される方には、2025/3/14開催のWebセミナーの動画URLをお知らせします。事前にご覧いただいた上でご参加されることをお勧めいたします。
- 種類
- CAE技術トレーニング
- 受講料
- 有料
- 対象者
- 製品をご利用中のお客様
日程・お申し込み
※参加お申し込みの〆切日は以下となります:
会場にお越しいただいての受講:5日前
開催概要
開催会場 | 東京会場 |
---|---|
開催場所 | 弊社 東京本社セミナールーム |
開催時間 | 1日間 9:30〜17:00 |
定員 | 10名 |
受講料 | 88,000円/名(税込)(お支払方法について) |
受講券 | 利用不可 |
アジェンダ
09:30 - 10:00
イントロダクション
CVDリアクタ表面反応解析事例を紹介し、本日の実習内容を説明します。
10:00 - 13:30
実習1
Ansys Fluentを使用して、CVDリアクタシャワーヘッド構成要素とシリコン酸化膜堆積速度およびウェハ面内均一性の関係を評価し、最適な構造を見出します。事前に用意した、シャワープレート細孔直径など代表的な10種類の構成要素計算データから手元で評価していただくほか、ご自身のアイディアを反映した形状モデルを作成して計算することも可能です。表面反応計算を実行するデータ設定の詳細な手順を用意します。
(途中12:00 - 13:00休憩を含みます。)
13:30 - 14:30
解説
Ansys FluentでCVD反応解析に必要な以下の2点について解説します。
3-1 ガス種の粘性係数、熱伝導率、拡散係数推算方法と、レナード・ジョーンズパラメータについて。
3-2 無次元数レイノルズ数、クヌッセン数、ペクレ数推算手順と有効な使い方。
14:30 - 16:00
実習2
ペクレ数の有効な使い方の事例として、CVDリアクタのシャワーヘッドに反応副生成ガスが侵入するのを抑制するために、原料ガスとともに導入する不活性ガスの適切な流量を推算します。これをAnsys Fluentで計算して妥当性を評価します。
16:00 - 17:00
補足の解説と質疑応答
- 演習を適宜実施します。
- アジェンダの内容は、セミナーの進行具合により多少変更することがあります。