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【Web配信】今までできなかった大空間・高周波数領域の音響解析を実現~FMBEMによる効率計算の最新動向と音場特性の把握~

FMBEM(高速多重極境界要素法)でこれまで解析が困難だった大空間・高周波数領域を解析!
最新動向と事例をご紹介します。

高いレベルの QOL を実現するための音環境に対する要求が高まり、詳細な音場分析の必要性が高まっています。その為の手段として波動音響解析の利用機会が増えていますが、一方で課題も残されています。一つは計算負荷で、解析対象とする空間が広く周波数が高い場合には負荷の高さにより解析できない場合があります。また、数値解析の利用の有効性の向上も必要で、例えば、音圧以外にも音場特性の把握のために有用な物理量の算出が求められています。

本セミナーでは、はじめに高速多重極境界要素法(FMBEM)に関する効率計算の最新動向の紹介を通して、FEMやBEMでは解析できない大空間・高周波数領域の解析事例を示します。続いてFMBEMに基づいて音圧以外の物理量(伝達関数、放射・入射指向性)を高効率に計算し、これらの量による音場特性の把握の例を示します。本セミナーを通して、FMBEMの計算負荷の低さと、FMBEMに基づいて計算される物理量の有用性をご確認ください。

fig01

スピーカー放射指向性の高速解析手法による結果

 

fig02

大自由度の気流音解析に対するFMBEMの適用例
(音源数:約300万,自由度:約40万)

 

fig03

FEM, BEMとFMBEM の計算負荷
(FMBEM の演算量とメモリ量は FEMやBEMより少ない)

対象
製品未利用ユーザー向け
種類
Ansysウェビナー
受講料
無料

日程・お申し込み

参加ご希望の日程をクリックしてください。申し込みフォームが表示されます。

開催概要

開催会場

本イベントはZoomを用いたWebセミナー形式での開催となります。

開催日時

15:00~15:30
※終了時刻は多少前後する場合がございます。

定員数

150名

対象

・解析対象空間を広げる必要のある方

・解析対象周波数を高める必要のある方

・エンジンやモーターなどの回転機械により生じる放射音解析の効率化が必要な方

・音の放射指向性や到来方向を分析したい方

・既に音響解析に取り組んでいて課題をお持ちの方

受講料

無料(事前登録制)

主催

サイバネットシステム株式会社

(1) 高速多重極境界要素法の概要

1-1 計算手法
1-2 計算負荷のベンチマークテスト結果

(2) 大自由度問題の解析事例

2-1 音楽ホール
2-2 車室内空間
2-3 気流音解析

(3) 音圧以外の物理量の解析事例

3-1 放射・入射指向性の計算
3-2 伝達関数の計算

必要なシステム要件

プロセッサ

デュアルコア2Ghz以上(i3/i5/i7またはAMD相当)

RAM

4GB

サウンド

音声を聞くためのサウンド機能が必要

OS

macOS XとmacOS 10.9以降
Windows 10
Windows 8または8.1
Windows 7
Ubuntu 12.04またはそれ以降
Mint 17.1またはそれ以降
Red Hat Enterprise Linux 6.4またはそれ以降
Oracle Linux 6.4またはそれ以降
CentOS 6.4またはそれ以降
Fedora 21またはそれ以降
OpenSUSE 13.2またはそれ以降
ArchLinux(64ビットのみ)
Surface PRO 2以上でWin 8.1以降
iOSとAndroidデバイスBlackBerryデバイス

ブラウザ

Windows:IE 11+、 Edge 12+、Firefox 27+、 Chrome 30+
Mac:Safari 7+、 Firefox 27+、 Chrome 30+
Linux:Firefox 27+、 Chrome 30+

インターネット回線

インターネット接続−有線または無線ブロードバンド(3Gまたは4G/LTE)

※プログラム/名称などは予告なく変更する場合がございます。

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