セミナー・イベント
基礎からの粘弾性セミナー
集合対面とオンラインのハイブリッドで開催
■本セミナーは、2通りの受講方法をお選びいただくことができます。
- 会場にお越しいただいての受講
- オンラインでの受講
■オンラインの場合は、Zoomのミーティング機能を利用します。
また、クラウド上のCAEソフトを利用して操作実習を行います。
■オンラインのメリット
- Web上でどこからでも簡単にご受講頂けます!
- クラウドを使うため、CAEソフトの準備は不要です!
- クラウドはトレーニング開催前後にご自由にお使い頂けますので、実習の予習や復習が可能です!
- 視聴に必要なシステム要件はこちらをご覧ください。
- クラウドをご利用いただけない方は、お手元のライセンスを利用した形での受講も可能です。
実習に対応したCAEソフト並びにライセンスがインストール済みのマシンをご用意ください。 - オンラインにてご受講の場合は前日までに事前準備が必要となります。詳細はお申し込み後にメールにてご連絡いたします。
<セミナーの趣旨>
本セミナーでは、Ansys等の有限要素法による解析ソフトを用いて、高分子材料のような固体の粘弾性解析を行う解析技術者を対象に、粘弾性に関する基礎的な解析理論や物性値の計測に関する知識、そして実際の有限要素法による解析手順に関して、初心者でも理解ができるようにわかりやすく解説を行います。特に今回のセミナーでは、弊社で開発中の粘弾性計測データのフィッティングツールについて、そのアルゴリズムに関する概要と機能について詳細に解説します。このフィッティングツールを使用することで、動的粘弾性測定装置(DMA)で計測したプラスチックの粘弾性データから、Ansysに入力する必要がある粘弾性材料定数を取得することができます。
<受講対象者>
- 高分子材料のような固体の粘弾性解析について、基礎から学びたい方および基礎研究、製品開発のため解析・設計業務をされている技術者
- 有限要素法による固体の粘弾性解析に必要な知識を学びたい方
- プラスチックや各種の電子材料など粘弾性材料を扱う計測部門の方や解析部門の方
<セミナーの詳細内容>
高分子材料に代表されるような新素材の分野で、「粘弾性」が正面から取り上げられるようになったのは、それほど昔のことではありません。しかし「高分子材料の粘弾性」に関する知識、またFEM解析のノウハウは、物理・化学などの理学者、化学工学、機械工学、土木工学などのエンジニアにも、また生物学者、医学者の分野にまで広くにわたり必要性の高いものになっています。
樹脂とゴムを中心とした高分子材料については、「材料を制するものは技術を制する」と言われるように、現在各企業において激しい開発競争が行われています。当社は高分子材料を用いた構造または部品設計に関わっている技術者の方々向けに、粘弾性の基礎知識から、Ansysを用いての高分子材料のFEM解析手法等を紹介すべく、この特別セミナーを企画いたしました。皆様の技術レベルアップ、開発期間の短縮及び製品品質の向上に少しでもお役に立てていただければと思います。
セミナーでは、線形粘弾性(微小ひずみ)の基礎理論から、高分子材料の粘弾性解析に関する材料特性の実験方法、Ansysに入力する必要がある粘弾性材料定数の算出方法、そして実際に解析ソフトAnsysを用いた粘弾性解析の手順やトラブルシューティング等について、例題を用いながら説明します。
特に今回は、実際の動的粘弾性試験データを用いてフィッティングツールによる材料定数の取得方法について詳細に解説を行います。そして、Ansysの最新の粘弾性解析機能、カーブフィッテングの機能についても詳細な解説を行います。
また、今回のセミナーでは、皆様の業務に直接お役に立てていただけるように講義で使用しました複数の例題のInput.datや開発中のフィッティングツールのお試し版(使用期限付き)を参加者全員に配布いたします。
皆様のご参加を心よりお待ちしています。
- 種類
- Ansysウェビナー
- 受講料
- 有料
- 対象者
- 製品の導入をご検討中のお客様
日程・お申し込み
※参加お申し込みの〆切日は以下となります:
会場にお越しいただいての受講:5日前
オンラインでの受講:7日前
<セミナーの趣旨>
本セミナーでは、Ansys等の有限要素法による解析ソフトを用いて、高分子材料のような固体の粘弾性解析を行う解析技術者を対象に、粘弾性に関する基礎的な解析理論や物性値の計測に関する知識、そして実際の有限要素法による解析手順に関して、初心者でも理解ができるようにわかりやすく解説を行います。特に今回のセミナーでは、弊社で開発中の粘弾性計測データのフィッティングツールについて、そのアルゴリズムに関する概要と機能について詳細に解説します。このフィッティングツールを使用することで、動的粘弾性測定装置(DMA)で計測したプラスチックの粘弾性データから、Ansysに入力する必要がある粘弾性材料定数を取得することができます。
<受講対象者>
- 高分子材料のような固体の粘弾性解析について、基礎から学びたい方および基礎研究、製品開発のため解析・設計業務をされている技術者
- 有限要素法による固体の粘弾性解析に必要な知識を学びたい方
- プラスチックや各種の電子材料など粘弾性材料を扱う計測部門の方や解析部門の方
<セミナーの詳細内容>
高分子材料に代表されるような新素材の分野で、「粘弾性」が正面から取り上げられるようになったのは、それほど昔のことではありません。しかし「高分子材料の粘弾性」に関する知識、またFEM解析のノウハウは、物理・化学などの理学者、化学工学、機械工学、土木工学などのエンジニアにも、また生物学者、医学者の分野にまで広くにわたり必要性の高いものになっています。
樹脂とゴムを中心とした高分子材料については、「材料を制するものは技術を制する」と言われるように、現在各企業において激しい開発競争が行われています。当社は高分子材料を用いた構造または部品設計に関わっている技術者の方々向けに、粘弾性の基礎知識から、Ansysを用いての高分子材料のFEM解析手法等を紹介すべく、この特別セミナーを企画いたしました。皆様の技術レベルアップ、開発期間の短縮及び製品品質の向上に少しでもお役に立てていただければと思います。
セミナーでは、線形粘弾性(微小ひずみ)の基礎理論から、高分子材料の粘弾性解析に関する材料特性の実験方法、Ansysに入力する必要がある粘弾性材料定数の算出方法、そして実際に解析ソフトAnsysを用いた粘弾性解析の手順やトラブルシューティング等について、例題を用いながら説明します。
特に今回は、実際の動的粘弾性試験データを用いてフィッティングツールによる材料定数の取得方法について詳細に解説を行います。そして、Ansysの最新の粘弾性解析機能、カーブフィッテングの機能についても詳細な解説を行います。
また、今回のセミナーでは、皆様の業務に直接お役に立てていただけるように講義で使用しました複数の例題のInput.datや開発中のフィッティングツールのお試し版(使用期限付き)を参加者全員に配布いたします。
皆様のご参加を心よりお待ちしています。
開催概要
開催会場 |
東京会場 オンライン |
---|---|
開催時間 |
1日間 10:00〜17:00 |
定員 |
東京会場 オンライン |
受講料 |
50,000円/名(税別)(お支払方法について) |
講師 |
日本大学生産工学部 平山紀夫 教授 |
Ansysバージョン |
Ansys2021R1(2022年8月よりAnsys2022R1) |
アジェンダ
午前 【理論編】
1. 高分子材料について
1.1 時間−温度換算則とシフトファクターの温度依存性
1.2 マスターカーブの作成方法
1.3 粘弾性モデル(フォークト要素とマクスウェル要素)
1.4 一般化マクスウェルモデルと粘弾性構成則
1.5 単軸のデータから多軸場への変換
2. 試験方法とデータ分析
2.1 各種粘弾性試験方法と試験規格
2.2 動的粘弾性試験データの測定方法と測定例
2.3 クリープ試験データの測定方法と測定例
2.4 各試験定数(粘弾性特性定数)の相互変換
2.5 動的粘弾性試験の測定データから一般化マクスウェルモデル定数への変換
(1) シフトファクターの算出
(2) プロニー級数展開
3. 粘弾性計測データのフィッティングツール
3.1 フィッティングツールについて
3.2 フィッティングツールのアルゴリズムについて
3.3 フィッティングツールの手順
3.4 フィッティングの実演
午後 【実践編】
4. Ansysによる線形粘弾性解析に必要な知識
4.1 粘弾性解析の事例と最新機能
4.2 材料定数の入力方法とAnsysのカーブフィッテング機能について
4.3 時間領域での粘弾性解析
4.4 周波数領域での粘弾性解析
5. Ansysによる線形粘弾性解析の実習
5.1 実習例題1 ポリカーボネート樹脂の動的粘弾性試験
5.2 実習例題2 ポリカーボネート樹脂の応力試験
5.3 実習例題3 樹脂のプレス解析
質疑応答