CYBERNET

セミナー・イベント

構造解析

電磁界解析

CAE活用推進

【Web配信】半導体産業の未来展望~デジタルエンジニアリングを活用したモノづくりと人材育成~

半導体業界の展望・半導体開発における人材育成と教育支援など、業界の最前線で活躍するための製品開発のヒントがここに集結!

近年、半導体業界は急速な技術革新と需要の高まりにより、再び注目を集めています。
2024年には、AIや電気自動車、宇宙産業など多岐にわたる分野で半導体の需要が増加し、市場は前年比16%の成長が見込まれています。

国内全域において、半導体業界は日本経済にとって重要な役割を担っており、各地での半導体関連企業の集積が進んでいます。特に九州地方は「シリコンアイランド」として豊富な水資源と安定した電力供給を背景に、多くの企業が集まり国内外からの投資を呼び込んでいますが、これに限らず全国的に半導体産業が成長を遂げています。

本セミナーでは、デジタルエンジニアリングを駆使した最新の半導体設計・製造ソリューションを紹介します。半導体業界の展望、半導体開発における人材育成と教育支援から、業界の最前線で活躍するための製品開発のヒントになるお話を講演者の皆様からいただきます。
弊社は、今回ご紹介するソリューションをはじめとして半導体市場の活性化のお手伝いを加速させてまいります。

ぜひ、この機会に半導体業界の最新動向およびデジタルエンジニアリングの活用例をご覧ください。

種類
Ansysウェビナー
受講料
無料
対象者
どなたでもご参加いただけます

日程・お申し込み

参加ご希望の日程をクリックしてください。申し込みフォームが表示されます。

※終了時刻は多少前後する場合がございます。

開催概要

開催会場

本イベントはZoomを用いたWebセミナー形式での開催となります。

定員数

150名

対象

・半導体産業に従事されている方
・シミュレーションなどのデジタルエンジニアリング技術を活用したいとお考えの方
・今後の半導体業界の動向に興味を持たれている方

製品

Ansys Mechanical,Ansys CFD,Ansys Speos,Ansys HFSS,Ansys nCODE Designlife,Model Reduction inside Ansys,PlanetsⅩ

解析分野

構造解析全般、電磁界解析全般、熱流体解析全般、光学解析全般

参加費

無料 (事前登録制)

主催

サイバネットシステム株式会社

※お申し込みが最少開催人数に満たない場合は、中止になる可能性がございます。

アジェンダ

13:30-13:40

ご挨拶

サイバネットシステム株式会社
デジタルエンジニアリング事業本部 エンジニアリング事業部
副事業部長 佐々木 隆宏

13:40-14:20

【基調講演】 機械学習によるアンテナの最適化とアンテナオンチップの設計、及び九州大学価値創造型半導体人材育成センターの概要

九州大学大学院
システム情報科学研究院 情報エレクトロニクス部門
教授 金谷 晴一 様

IoTデバイスや通信機器の開発においては、使用周波数、筐体の形状、サイズなどにより、デバイスに対して最適化された様々なアンテナを、短納期で開発することが求められます。 本報告では、機械学習を用いた高速なアンテナ設計手法について説明します。また将来の3DICやチップレットへの対応のため、電磁界解析による半導体デバイス一体型アンテナの設計についても報告します。さらに、昨年6月に開所した、半導体で新たな価値を創造する人材を育成する、「九州大学価値創造型半導体人材育成センター」の概要についてもご説明いたします。

14:20-14:50

電磁界解析を用いた通信向け集積回路設計事例のご紹介

熊本大学
半導体・デジタル研究教育機構 
久保木 猛 様

近年、AI処理やデータセンターにおける膨大なデータのやり取りが増加し、より高速で効率的なデータ伝送が求められています。このため、集積回路設計においても、高周波での特性や挙動を十分に考慮する必要があります。本講演では、有線通信向け回路の開発を例に、電磁界解析ツールを活用した設計手法や活用事例を紹介します。

14:50-15:00​

休憩

15:00-15:30

半導体製造プロセスにおける解析事例の紹介

サイバネットシステム株式会社
デジタルエンジニアリング事業本部 エンジニアリング事業部
メカニカル技術部 技術第2課​
西村 知晃

半導体需要は、5Gの普及や自動運転、AI、IoTなどにより急速に増加しており、技術競争がより一層激化することが予想されます。当社では、半導体製造工程における課題に注目し、CAEおよびIoTやデジタルツインを活用することで歩留まり改善、開発工数やコスト削減に向けたソリューションを構築しています。
本講演では製造工程である設計、前工程、後工程および半導体製品に関するいくつかの活用事例をご紹介いたします。

15:30-16:00

有限要素法を活用した3次元複合熱流束センサ設計及び半導体製造プロセスにおける熱マネジメント

国立研究開発法人 産業技術総合研究所 九州センター
エレクトロニクス・製造領域(ELEMAN) センシングシステム研究センター(SSRC)複合センシングデバイス研究チーム(MSDEV)

黄 善彬 様

先端半導体素子の進化に伴い、半導体素子の放熱設計および半導体製造プロセスにおける熱マネジメントが重要な課題となっています。
本セミナーでは、次世代の放熱設計に向け、3次元の熱流束・温度分布を高速で計測可能な複合熱流束センサを開発するために、
素子設計段階で行った有限要素法に基づくシミュレーション事例を熱、電気、材料、構造、および量子効果のの観点からご紹介致します。
また、半導体製造プロセスにおいて、試行錯誤を減らすために有限要素法がどのように効果的に活用できるかについても、具体的な事例を交えてご紹介します。

16:00-16:30

産総研の廣瀬電気めっきシミュレーションによる電極形状の設計と機械学習の適用

国立研究開発法人 産業技術総合研究所
製造技術研究部門 構造・加工信頼性研究グループ
上級主任研究員​ 廣瀬 伸吾 様

複雑な物理モデルを組み合わせて、従来に比べると現実的な速度での2Dおよび3D解析は可能になってきています。電気めっきシミュレーションの連成解析で得られた形状データを機械学習(AI)の学習データとして取り扱い、電気めっきの電極最適化について適用可能かどうかを検証しています。
高度な熟練を有する技術者の電極(陽極)の形状決定に指針を得ることができ、AIとシミュレーションの活用は、時短に貢献できます。

16:30-16:40

休憩​

16:40-17:10

半導体製造装置およびAnsys適用事例のご紹介

株式会社日立ハイテク
プロセス装置設計部
中谷 信太郎 様

弊社では半導体製造・検査装置の設計・製造・販売を行っております。私は半導体製造装置の設計開発に携わっていますが、近年は半導体の微細化、高積層化に伴い製造装置へより一層高い要求が高く製品開発が活発な領域となっています。本講演では半導体製造(プラズマエッチング)の概要や弊社装置概要をご説明させていただいた後、弊社装置の設計開発の中でAnsysを活用した事例についてご紹介いたします。

17:10-17:30

DX時代におけるCAE活用とCAE教育の方向性

サイバネットシステム株式会社
デジタルエンジニアリング事業本部 営業統括部
プロセス改革推進室
三宅 智夫

DX時代において、設計現場ではデジタル技術の活用によるプロセス改善や変革が求められています。しかし、CAEの利用は依然として一部の解析専任者に限定され、設計現場全体への普及は十分に進んでいません。そこで、本セッションでは、CAE活用をさらに促進するため、今後のあるべきCAEの姿や設計者向けCAE教育の重要性についてご説明いたします。

必要なシステム要件

※プログラム/名称などは予告なく変更する場合がございます。

Ansys無料ウェビナー 一覧 に戻る

関連する解析事例

MORE

関連する資料ダウンロード

MORE

関連する解析講座・辞典

MORE

Ansys、ならびにANSYS, Inc. のすべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、ロゴ、標語は、米国およびその他の国におけるANSYS, Inc. またはその子会社の商標または登録商標です。その他すべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。本ウェブサイトに記載されているシステム名、製品名等には、必ずしも商標表示((R)、TM)を付記していません。 CFX is a trademark of Sony Corporation in Japan. ICEM CFD is a trademark used by Ansys under license. LS-DYNA is a registered trademark of Livermore Software Technology Corporation. nCode is a trademark of HBM nCode.