CAEを学ぶ
Ansys Meshingのメッシュ品質向上機能について
解析のコスト並びに品質に大きく関わってくるメッシング作業についてご紹介いたします。
はじめに
解析のコスト並びに品質に大きく関わってくるメッシング作業。
このメッシング作業を効果的に行なうツールであるWorkbenchメッシャーがAnsys Meshingとしてリニューアルされました。今回はAnsys Meshingの機能の中からメッシュ品質を改善するための機能(メッシュ品質確認機能、並びにメッシュ品質改善機能)をご紹介致します。
メッシュ品質チェック機能
Ansys Meshing 12では複数のメッシュ品質基準を設けており、解析分野/お客様のニーズに応じてこれらのメッシュ品質基準を使い分けて頂くことができます。
使用可能なメッシュ品質基準
- 要素品質
- アスペクト比
- ヤコビアン比
- ワーピングファクター
- 平行偏差
- 最大コーナー角度
- 歪度
各種解析ツールが重要視しているすべてのメッシュ品質基準を網羅しているわけではありませんが、これらのメッシュ品質基準を、メッシュ品質が悪い箇所の事前把握や、メッシュ品質に起因した計算実行エラー時のトラブルシュートに活用することができます。なお使用するメッシュ品質基準につきましては、各種解析分野に応じてMechanical系のプロダクトであればアスペクト比やヤコビアン比、CFXであればアスペクト比、Fluentであれば歪度を主にご利用下さい。
続きは、CAEのあるものづくり 12号に掲載してます。
当社発行誌「CAEのあるものづくり」は、CAE技術者の方や、これから解析を行ないたい設計者の方を対象としたWEBマガジンです。年2回(春、秋)発行し、Ansysシリーズを始めとした各種CAE製品紹介はもちろん、お客様の解析事例紹介やインタビュー記事、解析のテクニックなど、スキル向上に役立つ情報をご提供しています。
詳しくは、WEBマガジン「CAEのあるものづくり」をご覧ください。
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