CAEを学ぶ
有限体積法(ゆうげんたいせきほう)
英訳:finite volume method(頭文字を取ってFVMと呼ばれることがあります)
有限体積法(Finite Volume Method)は離散化手法の一つで、数学的に厳密に解くことができない工学的問題を近似的に解くために使用されます。
離散化とは、連続した情報である偏微分方程式を、非連続な情報である線形代数方程式に置き換えることです。
有限体積法は、解析領域を有限個のコントロールボリューム(control volume)に分割し、各ボリュームにおいて保存方程式を適用します。そのため、質量や運動量、熱量といった各物理量が保存されるため、熱流体解析において広く利用されています。
有限体積法には、セルセンターベースとノードベースの2つがあり、コントロールボリュームの作成方法が異なります。
セルセンターベースは、作成したメッシュの要素をそのままコントロールボリュームとし、ノードベースは節点の周りにコントロールボリュームを再構築します。
また、離散化方程式において、コントロールボリュームの境界面における流束値(質量、運動量、熱量など)を使用するのも大きな特徴です。

Ansysにおける取扱い
- Ansys Fluent、CFXは有限体積法を使用しています。
CAE用語辞典の転載・複製・引用・リンクなどについては、「著作権についてのお願い」をご確認ください。
関連キーワード
関連情報
関連する解析事例
MORE関連する資料ダウンロード
MORE-
自己拡張型ステントの展開解析で製品品質を向上させる
~Ansys LS-DYNAによるヘルスケア分野ソリューション~
-
バルーン拡張型ステントの展開解析
~Ansys LS-DYNAによるヘルスケア分野ソリューション~
-
冷間鍛造解析による事前可視化
~Ansys LS-DYNAによるソリューション~
-
切削熱を伴う切削加工解析
~Ansys LS-DYNAによるヘルスケア分野ソリューション~
-
動脈硬化による血管内部の状態可視化
~Ansys LS-DYNAによるヘルスケア分野ソリューション~
-
SDGsとカーボンニュートラル実現へ向けた CFDによる水素バーナの燃焼解析
CFDによる水素バーナの燃焼解析
-
シリコンウェハ汚染予測ソリューション
-
~解析精度向上につながる~ 適切な材料特性の選定・取得ソリューション