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ストレススティフニング(すとれすすてぃふにんぐ)

英訳:stress stiffening

ストレススティフニングとは、面内応力により面外剛性が影響を受ける効果のことです。
微分剛性、または幾何剛性とも呼ばれます。

面内に働く張力が高いほど面外剛性は上昇します。(ギターなどの弦楽器で張力を上げると固有振動数が上がる(=音程が高くなる)ことで一般に知られる現象です)。
逆に面内に圧縮を受けると面外剛性は低下します。これは、圧縮荷重を受けるスチール製橋脚基部の地震振動によるちょうちん座屈などで見られる現象です。

ストレススティフニングでは、上記のような効果を考慮します。

Ansysにおける取扱い

  • Ansysでは大変形オプションにストレススティフニング効果が含まれます。 (一部の要素タイプを除く)

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