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節点解(せってんかい)
英訳:nodal result
節点解とは、節点で計算される自由度解(変位など)、自由度を拘束した節点での反力解、および自由度解より算出される二次解(応力など)を外挿したものの総称です。
二次解は、各要素内に存在する「積分点」と呼ばれる点において、自由度解を使用して算出されます。そのため本来、二次解は要素解です。
積分点で算出した二次解の結果値を、形状関数を使用してそれぞれの節点に外挿して平均化した値が、節点解として算出されます。
(「要素解」の項目もご覧ください)

Ansysにおける取扱い
- Ansysは節点解・要素解とも出力できます。
- デフォルト設定では、要素が完全弾性の場合、積分点の結果を節点に外挿します。要素に塑性や材料非線形性が含まれる場合は積分点の結果が節点にコピーされます。
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