CAEを学ぶ
節点解(せってんかい)
英訳:nodal result
節点解とは、節点で計算される自由度解(変位など)、自由度を拘束した節点での反力解、および自由度解より算出される二次解(応力など)を外挿したものの総称です。
二次解は、各要素内に存在する「積分点」と呼ばれる点において、自由度解を使用して算出されます。そのため本来、二次解は要素解です。
積分点で算出した二次解の結果値を、形状関数を使用してそれぞれの節点に外挿して平均化した値が、節点解として算出されます。
(「要素解」の項目もご覧ください)

Ansysにおける取扱い
- Ansysは節点解・要素解とも出力できます。
- デフォルト設定では、要素が完全弾性の場合、積分点の結果を節点に外挿します。要素に塑性や材料非線形性が含まれる場合は積分点の結果が節点にコピーされます。
CAE用語辞典の転載・複製・引用・リンクなどについては、「著作権についてのお願い」をご確認ください。
関連記事
関連キーワード
関連情報
関連する解析事例
MORE関連する資料ダウンロード
MORE-
Ansys Discovery導入成功の5つのステップ
~シミュレーション主導設計の実現のための秘訣とは?~
-
HPCとGPUで開発サイクル短縮: シミュレーション高速化による流体解析の最新事例
-
熱流体解析ソリューション ~設計段階からの熱課題をシミュレーションで解決する~
~ツールの導入から熱設計、解析業務の効率化まで支援~
-
多拠点で同時進行デザインレビューを実現する
~Ansys Discoveryで設計検証が効率化~
-
リアルタイム解析で変わる商談提案の革新
~Ansys Discoveryで商談中に即座に検証結果を表示~
-
バイオ医薬のスケールアップに貢献する
~Ansys Fluentによる攪拌槽解析~
-
剥離・接合強度評価ソリューション ~Ansys Workbench Mechanicalで実施できる剥離解析~
-
レーザー集光の高温レンズ歪みを克服するAnsys連携ソリューション