CAEを学ぶ
静磁場解析(せいじばかいせき)
英訳:Static magnetic field analysis
静磁場解析とは、時間的に変動しない(時刻tに依存しない)定常な磁場について計算して解析することです。静磁界解析とも呼びます。静磁場は、時間によって流れる方向が変化しない直流電流(DC)による磁場、あるいは動きのない磁石で生じる磁場を指します。磁場の強さはSI単位系でA/m、CGS単位系ではエルステッド(Oe)です。OeをA/mへ換算すると、1Oe = 103/4π kA/mになります。静磁場解析ではソレノイドや永久磁石など2D/3Dモデルに対してインダクタンスや磁束密度分布、電磁力などが計算できます。
低周波向け電磁界解析ソフトウェア「 Ansys Maxwell 」は、静磁場を計算するソルバーを備えています。
CAE用語辞典の転載・複製・引用・リンクなどについては、「著作権についてのお願い」をご確認ください。
関連キーワード
関連情報
関連する解析事例
MORE関連する資料ダウンロード
MORE-
剥離・接合強度評価ソリューション ~Ansys Workbench Mechanicalで実施できる剥離解析~
-
レーザー集光の高温レンズ歪みを克服するAnsys連携ソリューション
-
周波数応答解析×自動抽出で干渉チェックを高速化
-
直観的な操作で無線/デジタルフィルタの設計・最適化を支援する〜Ansys Nuhertz FilterSolutions〜
-
流体機器設計の新たな一歩
~Ansys Discoveryで加速する設計改革~
-
筐体の冷却性能を構想設計から見える化 (手戻りを削減できる)
~Ansys Discoveryで始める電気筐体製品の設計改革~
-
若手でもすぐに使えるリアルタイム解析 (勘と経験からの脱却)
~Ansys Discoveryによる30名規模メーカーの設計改革~
-
構想設計ですぐにリアルタイム検証 ~解析専任者ゼロでも使いこなせるAnsys Discovery~
~解析専任者ゼロでも使いこなせるAnsys Discovery~