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音圧(おんあつ)
英訳:sound pressure
音圧とは、音波が伝播したときに発生する媒質の大気圧からの圧力変動分です。
音圧変動(振幅)が大きいほど大きな音となります。
下図に示すように、振動板が前後すると、圧力変化の疎密波(音波)が媒質中を伝播します。この圧力変化の、大気圧からの変動分が音圧になります。

音圧という値は直感的でないため、人の最小可聴音圧(2E-5[Pa])に対する大きさを対数で表した量である音圧レベルがよく用いられます。音圧レベルの単位はデシベル[dB]を用います。
一般的に使用される単位
- SI単位系ではPa(パスカル)
Ansysにおける取扱い
- Ansysでは音圧レベルをSPLと略して表記することがあります。
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