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完全積分(かんぜんせきぶん)
英訳:full integration
完全積分とは、要素に用意されている積分点をすべて使って計算する手法です。たとえば低次二次元四辺形要素では、一般的に4つの積分点があり、これをすべて用いて計算するのが完全積分です。
これに対して、積分点数を減らしたものを低減積分と呼びます。
完全積分は体積ロッキングを起こしやすいため、非圧縮性の材料を使う場合には低減積分の利用を検討することがあります。

Ansysにおける取扱い
- Ansysの構造解析用の要素では、完全積分だけでなく低減積分も利用できます。
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