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飽和磁束密度(ほうわじそくみつど)
英訳:Saturation magnetic flux density】
飽和磁束密度(Bs)とは、磁性体が磁気飽和したときの磁束密度(磁束の単位面積当たりの面密度)を示し、最大磁束密度とも呼ばれます。磁気飽和するとインダクタンスが急激に低下し、コア材がないコイル(空芯コイル)と同等になるため、過電流が流れ、機器や回路の異常や故障の原因となります。
大きな電流を扱う際には、磁気飽和が起こらないよう制御回路で工夫したり、最大磁束密度に達しづらくなるように高い飽和磁束密度を備える素材をコイルのコア材に採用したりする必要があります。高い飽和磁束密度を備える素材は、パーマロイやセンダスト、パーメンジュールなどがあります。
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