CAEを学ぶ
反復法(はんぷくほう)
英訳:iteration method
反復法とは、初期推定値を計算し、収束するまで反復する処理によって解を得る方法のことです。このような方法を用いるソルバーを、反復法ソルバー(iterative solver)と呼びます。
反復法ソルバーではマトリクスの因数分解は必要なく、一般的には反復処理に必要なメモリーと時間は直接法ソルバーよりも少ないです。
ただし、反復法では解の収束が保証されず、受容できる解を得るために反復回数が増加して直接法のほうが速くなることもあります。
良条件のマトリクスでは、直接法ソルバーよりも計算時間が短くなることが期待できます。一方、悪条件のマトリクス(不安定なモデルや、ビーム/シェル構造など)では直接法ソルバーの利用が適切です。
※補足
反復法ソルバーにおける反復計算は、(非線形解析で用いる)ニュートンラプソン法の反復計算とは別物です。
Ansysにおける取扱い
- Ansysは直接法ソルバー、反復法ソルバーのどちらも利用できます。
CAE用語辞典の転載・複製・引用・リンクなどについては、「著作権についてのお願い」をご確認ください。
関連キーワード
関連情報
関連する解析事例
MORE関連する資料ダウンロード
MORE-
設計者CAEを”使われる仕組み”にするには?
アルパイン設計事務所様に学ぶ、Ansys Discovery 定着の実践事例
-
熱流体システム全体を高速解析ーFlownex Simulation Environmentー
-
金型設計から量産までをIoT生産データでつなぐ一気通貫のものづくり
-
実形状ベースのCAEソリューション
~CTデータを活用した高精度シミュレーション~
-
患者CTデータを治療シミュレーションへ
~個別化医療を支える解析活用ソリューション~
-
繊維系複合材料の異方性線膨張係数の予測
~マルチスケール解析によりプリント配線基板の解析精度を改善~
-
短時間で設計パラメータを評価。上流設計の最適化を「圧倒的な高速化」へ
設計上流における形状検討をより幅広い設計空間で実施
-
解析専任者だけでなく誰でも解析ができる!設計者のための超高速リアルタイム解析
流体解析を専門作業から設計の武器へ

