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マップトメッシュ(まっぷとめっしゅ)

英訳:mapped mesh

マップトメッシュとは、規則的なメッシュを生成する手法のひとつです。モデル形状に制約があり、基本的にサーフェスの場合は四角形かそれに準ずる形状、ソリッドの場合は六面体かそれに準ずる形状でなければなりません。

マップトメッシュで使用される要素は、サーフェスに対してすべて四角形あるいは三角形要素、ソリッドに対してすべて六面体要素です。

規則性のあるマップトメッシュに対して、規則性のないメッシュを作成する手法もあり「フリーメッシュ」と呼ばれます。フリーメッシュは、モデル形状に制約を受けません。

サーフェスに対するフリーメッシュとマップトメッシュの例を示します。
マップトメッシュでは基本的にジオメトリが四角形でなければなりませんが、1つの頂点を角ではなく側面の点と認識させることで、図のような五角形のジオメトリに対してもマップトメッシュを作成できます。

ソリッドに対するフリーメッシュとマップトメッシュの例を示します。

Ansysにおける取扱い

  • Ansysはマップトメッシュのほか、様々なメッシュ作成手法に対応しています。

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