CAE用語辞典 ラグランジェ乗数法 (らぐらんじぇじょうすうほう) 【 英訳: Normal Lagrange 】
ラグランジェ乗数法とは、接触解析の定式化の一つで、接触面に接触表面力という特別な自由度を追加する方法です。
この手法は、物体間の食い込みをゼロにできるため精度的には優れますが、計算が不安定になりやすいデメリットがあります。
Ansysにおける取扱い
- Ansysではペナルティ法、ラグランジェ乗数法のどちらとも利用できます。
- Ansysではペナルティ法の安定した計算と食い込み量の低減を両立した「拡大ラグランジェ法」の利用が推奨されています。
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