CAE用語辞典 強連成 (きょうれんせい) 【 英訳: strong coupling 】
強連成とは、ダイレクト法のマトリクス連成を用いた解析手法です。
複数の場の自由度を持つ連成場要素という特別な要素を用い、さらに非対角項を持つ方程式を用いて1つのマトリクスで複数場を解析実行します。
マトリクス連成の一般的な方程式は以下の形で表されます。
連成効果は、非対角サブマトリクス [K12] および [K21] の存在により考慮されます。
Ansysにおける取扱い
- Ansysは弱連成、強連成ともに対応しています。
- 構造、熱流体、電磁場、圧電 音響など、多くの場の連成解析に対応しています。
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