CAE用語辞典 境界要素法 (きょうかいようそほう) 【 英訳: boundary element method / 略してBEM(ベム)と呼ばれることがあります 】
境界要素法とは、解析対象物の表面にメッシュを作成して計算する手法です。
(計算手法の詳細は専門書をご覧ください)
解析領域内のメッシュを作成する必要が無いため、広い空間における波動伝播問題が得意とされ、音響解析や電磁界解析などによく用いられます。
境界要素法を用いた音響解析例(音響解析ソフトWAON利用)
Ansysにおける取扱い
- Ansysの電磁場解析ソフトには、境界要素法を用いるものがあります。詳しくはお問い合わせください。Ansys製品の資料・カタログ請求、各種お問い合わせ
- また、Ansysにアドインして利用できる音響解析ソフトWAONは、高速多重極境界要素法(FEBEM)を用いています。
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