CAE用語辞典構造減衰 (こうぞうげんすい) 【 英訳: structural damping 】
構造減衰とは、材料または構造接続内の内部摩擦が原因で発生する減衰です。ひずみ速度(周波数)にほとんど依存しない性質を持ちます。
材料固有の減衰特性を表します。
構造減衰は取扱いやすいため、CAEで多用されます。
履歴減衰、ヒステリシス減衰とも呼ばれます。
Ansysにおける取扱い
- Ansysでは履歴減衰を一定減衰比として入力します。
関連用語
モード減衰比、 レイリー減衰、 α減衰、 β減衰、 一定減衰、 減衰、 損失係数、 対数減衰率、 粘性減衰係数、 摩擦減衰、 臨界減衰比、 粘性減衰
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