CAEを学ぶ
拡大ラグランジェ法(かくだいらぐらんじぇほう)
英訳:augmented Lagrange
拡大ラグランジェ法とは、接触解析の定式化の一つで、ペナルティ法を強化したものです。
接触面間に接触すると剛性を発揮するバネを張って釣り合いを保ち、食い込み量が許容範囲を超えていた場合、これを是正する計算を行うよう改良しています。
2段階の収束計算を行うことで、ペナルティ法の安定した計算と、食い込み量低減の両立が図られています。収束性と精度のバランスが取れた、多くの接触問題で使用が推奨される定式化です。

Ansysにおける取扱い
- Ansysではペナルティ法の安定した計算と食い込み量の低減を両立した「拡大ラグランジェ法」の利用が推奨されています。
CAE用語辞典の転載・複製・引用・リンクなどについては、「著作権についてのお願い」をご確認ください。
関連キーワード
関連情報
関連する解析事例
MORE関連する資料ダウンロード
MORE-
剥離・接合強度評価ソリューション ~Ansys Workbench Mechanicalで実施できる剥離解析~
-
レーザー集光の高温レンズ歪みを克服するAnsys連携ソリューション
-
周波数応答解析×自動抽出で干渉チェックを高速化
-
直観的な操作で無線/デジタルフィルタの設計・最適化を支援する〜Ansys Nuhertz FilterSolutions〜
-
流体機器設計の新たな一歩
~Ansys Discoveryで加速する設計改革~
-
筐体の冷却性能を構想設計から見える化 (手戻りを削減できる)
~Ansys Discoveryで始める電気筐体製品の設計改革~
-
若手でもすぐに使えるリアルタイム解析 (勘と経験からの脱却)
~Ansys Discoveryによる30名規模メーカーの設計改革~
-
構想設計ですぐにリアルタイム検証 ~解析専任者ゼロでも使いこなせるAnsys Discovery~
~解析専任者ゼロでも使いこなせるAnsys Discovery~