CAE用語辞典デローネ (でろーね) 【 英訳: Delaunay 】
デローネとは、ジオメトリを三角形や四面体要素を使用してメッシュ分割する手法のひとつです。メッシュ内の任意の三角形の外接円が、メッシュの他の点を含まないようにすることで、各三角形のすべての角度の最小角度を最大になるようなメッシュを生成します。
ドローネ、デローニー、デラウニーと呼ばれることもあります。
デローネ法は、一般的に質の良い正四面体に近いメッシュを作成できるとされています。ただし、ジオメトリに欠陥があると、メッシュ生成に失敗しやすくなります。
八分木法およびデローネ法によるメッシュ作成例(断面図)を示します。
Ansysにおける取扱い
- Ansysはデローネ法のほか、様々なメッシュ生成手法に対応しています。
関連用語
メッシュ、 フリーメッシュ、 マルチゾーンメッシュ、 スイープメッシュ、 レイヤーメッシュ、 アドバンシングフロント、 八分木
CAE用語辞典の転載・複製・引用・リンクなどについては、「著作権についてのお願い」をご確認ください。