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小型化・軽量化に伴い複雑化した機構運動を 多機能かつ高速な機構解析ツールで分析する
“ものづくり”における最優先ミッションとなるQCD向上を強力に支援する
2022年4月
工作機械等の送り軸に用いられるボールねじは、位置決め精度としてμmオーダの精度が求められます。一方で、送り軸稼働によりボールねじが発熱するため、熱変位により位置決め精度が変化してしまいます。従来、試作機での実測結果や簡便な設計計算を基に送り軸の熱変位対策が行われてきましたが、試作評価での手間やコスト、設計計算時の定式化や複数の稼働条件などの不確実性があるために試行錯誤で検証されています。
そこで、本稿ではAnsys伝熱解析を用いて容易かつ素早く、熱変位に関するより詳細なデータを得られる事例を紹介します。
そこで、本稿ではAnsys伝熱解析を用いて容易かつ素早く、熱変位に関するより詳細なデータを得られる事例を紹介します。
“ものづくり”における最優先ミッションとなるQCD向上を強力に支援する
複雑な機構部品を組み合わせた製品開発を 弾性体モデルを組み込んだ機構解析で支援
Ansys MotionはFEM技術を活用して複雑な機構 運動を弾性体や接触の効果を含めて高速に計算することが 可能です。高速回転システムの分析やギアシステムのNVH解析 、ロボット分野でも使われる減速機のシミュレーションな ど多様なニーズに対応し、“ものづくり”におけるQCD向上を強力に支援します。
高速計算とユーザーフレンドリーな操作性により 設計者レベルで機構解析を活用することが可能
Ansys Motionの計算アルゴリズムにより、高速回転システムや多接触問題、ギアシステムの振動・騒音解析(NVH解析)といった課題を迅速に解決できるようになります。また、操作性の良いAnsysの共通プラットフォーム「Ansys Workbench」で操作することが可能なため、CAEエキスパートでなくても設計・開発部門のエンジニアでも取り扱えます。
Ansys Motionの導入を足掛かりにして機構解析の先を見据えたCAE活用を推進
Ansys Motionを導入したことで、これまで見落としていた(=計算できなかった)課題を見つけ出せたという企業も増えてきています。機構運動を可視化できることによるメリットは計り知れないものがあります。