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Ansys Twin Builder モデル低次元化によるマルチドメイン1Dシミュレーション事例

公開日:2020年05月
Ansysで、アナログ、デジタルおよびミックスドシグナル電気回路、さらに電気機器、物理要素、制御を含むマルチフィジックス解析による製品システムの機能検証が実現できます。Ansys Twin Builderのメリットをご説明し、マルチドメイン解析における適用事例をご紹介します。
目次
- Ansys製品について
- Ansys紹介
- 開発フローにおけるAnsys製品群
- マルチドメインの課題とソリューション
- 開発フローの具体例とマルチドメインにおける課題
- システムソリューション
- Ansys Twin Builderの特徴
- Ansys Twin Builderのマルチドメイン イメージ
- Ansys Twin Builderのメリット
- ROMとは?
- マルチドメイン解析における適用事例
- ①電子部品を温度制御したシミュレーション
- ②DynamicROMによる発電機シミュレーションの高速化
- ③ECEによる1Dシミュレーション
- ④ROMによるMEMSミラー非線形振動の高速化(1D)
- ⑤ROMによる超音波モータ非線形接触の高速化(1D)
- ⑥DynamicROMによる工作機械の熱変位補正
- ⑦ROMを活用した平面トランス型DC-DCコンバータ解析
電子部品を温度制御したシミュレーション
電子部品のDynamic ROMモデルにPID制御を実施して温度制御したシミュレーション事例をご紹介します。まず、6つのオブジェクトに対して過渡的な発熱量を与えた場合の熱応答を学習し1Dへ縮退化(非定常のROMの作成)します。次にTwin Builderによる温度制御を実行し、発熱密度履歴をIcepakに与えます。Icepakの同モデルでも実施してみて最高温度が許容値に収まる事を確認します。
ROMによるMEMSミラー非線形振動の高速化(1D)
Head up display用MEMSミラーを題材として、非線形性と動特性をもった有限要素法シミュレーションを、モデルオーダーリダクション(以下MOR)によって、高速化する手法を提案します。HUDに使用されるMEMSミラーは圧電素子によって高速に駆動されます。回転するミラーにレーザーを照射することで映像を写します。このとき用いられるMEMSミラーのモデル化においてMOR技術を用いることで計算時間を大幅に短縮させることができます。
ROMを活用した平面トランス型DC-DCコンバータ解析
Multiphysicsシミュレーションを活用した電磁界-熱連成解析および1Dシミュレーションに活用する縮退化モデル構築をご紹介します。
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