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Ansys AIM - 次世代マルチフィジックス解析ツール

CAEのあるものづくり Vol.25|公開日:2016年10月
目次
- はじめに
- Ansys AIMが目指すCAE
- Ansys AIMの各種機能(R17.1現在)
- まとめ
はじめに
Ansys AIM17.1 が国内リリースされました。AnsysAIMは、Ansys社が目指すより統合されたマルチフィジクス環境を実現するツールで、ジオメトリ作成機能/最適化機能なども兼ね備えています。ここではAnsysAIMの特長をご紹介させて頂きます。
Ansys AIMが目指すCAE
(ア) Ansys AIMの特長
Ansys AIMはこれから解析を始められるエンジニアの皆様、ならびに専門外の解析分野や簡易な連成解析にチャレンジしたい解析専任者の皆様にご活用頂くことを念頭に開発されたツールで、以下のような特長を持っています。
1. 統一環境プラットフォーム
解析分野を問わず同じ操作感でご利用頂ける日本語GUIをご用意しております。ガイドに沿って作業をするだけで、CAE経験に関わらず短期間で操作を習得できるため、導入コストの低減が可能です(図1)。

2. ジオメトリ作成/修正機能
モデリング機能と操作性を重視したダイレクトモデラー:Ansys SpaceClaim Direct Modeler(SCDM)を利用可能です(図2)。
またSCDMでデータを読み込み修正するだけでなく、ジオメトリインターフェースライセンスを用いて、CADとの双方向連携を行うことも可能です。
3. テンプレート機能
典型的な解析をスムーズに行うために、各種テンプレート(構造/流体/伝熱等)をご用意しております(図3)。
4. 各種解析機能
構造、伝熱、流体、電磁界、連成などの各種解析に対応しております(図4)。





5. ポスト処理/パラメトリックシミュレーション機能/最適化機能
通常のポスト処理に加えて、自動化、パラメトリックシミュレーション、最適設計(Ansys DesignXplorer)が可能で、構想段階での最適形状/最適条件の検証が可能になります(図5)。
6. カスタマイズ機能
カスタマイズ機能が充実しており、作業の自動化や、独自のテンプレート作成も可能です。
(イ) Ansys AIMの位置づけ
Ansysは様々な解析カテゴリ/解析レベルに応じたツールをご用意しております。以下の図は、それら多種多様なツールの中において、Ansys AIMがどういった解析分野/ユーザー様を対象にしているかを表したものです(図6)。
図6 のように...
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