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3Dダイレクトモデラー「SpaceClaim」を解析用モデル編集に活用
八千代工業株式会社様、Engrana社様

CAEのあるものづくり Vol.15|公開日:2011年10月
目次
- 燃料タンクの開発プロセスに導入 八千代工業株式会社 様
- CFD解析に有効利用 Engrana社 様
当社取り扱いの「SpaceClaim(スペースクレイム)」は、イメージした3次元形状を素早く・簡単に・そして直感的にモデリングすることが可能な革新的3次元ダイレクトモデラーです。ダイレクトモデリング手法により、フィーチャーや履歴・幾何拘束の概念にとらわれない直感的な操作で3次元形状を作成・編集できるようになります。
今回は、SpaceClaimを実際に導入されたお客様の事例をご紹介します。いずれも、解析モデル準備作業において、その作業時間の大幅な短縮化を実現しています。
燃料タンクの開発プロセスに導入 八千代工業株式会社 様
八千代工業株式会社様(以下八千代工業)は、本田技研工業株式会社の子会社として、自動車部品事業では燃料タンク・サンルーフにおいて開発から生産まで一貫した製品造り体制を構築し、また完成車事業でも、本田技研工業株式会社の軽自動車を生産しています。

CAE作業の25%が解析モデル準備と変更に費やされる
四輪車の燃料タンクの開発条件は年々変化しています。複雑な形状であるうえに、同時に安全性の確保も求められる機能部品のため、形状検討とCAEによる解析の繰り返しをいかに確実かつ効率的に行うかが、競争力強化の鍵となっています。
CATIAで設計されたソリッド形状を利用してCAEによる解析を行う過程では、形状簡易化などの準備作業が必要です。従来はその作業をCATIAで行っていましたが、フィーチャーベースモデルの変更は困難なため、外形のみをサーフェスとして抽出し、穴埋めや不要形状の削除を行っていました。
その作業はCAE作業全体の25%を占めていました。さらに、形状を変更するための設計者とのやりとりも多く、時には1回のプロセスでやりとりが10回に及ぶこともありました。
この解析用モデル準備と変更をいかに効率化するかが、八千代工業の課題でした。
試用段階の初日から効果を実感
SpaceClaimの効果は、試用段階からすぐに現れました。
従来なら半日かかったモデル準備作業が、1時間程度に短縮できることが判明したのです。また、ソリッドのままで形状も簡易化することができ、解析エンジニア自らが形状変更操作を行うことができました。短期間で操作が習得できたこともあり、SpaceClaimの導入を決めました。
SpaceClaimの使用感と効果「2週間の自習で慣れてしまった」
研究開発部 管理BL 仕様管理Gr 技術主任 柿本 浩 様:
「CATIAは事前にモデリング計画を立てて行う必要があるが、SpaceClaimにはこの束縛がないのが良い。総じて、直感的にできるのが非常に良い」
研究開発部 管理BL 仕様管理Gr 技術主任 菊地 強 様:
「CATIAを長年使ってきた。その結果CATIAの操作にはかなり経験があるが、SpaceClaimは2週間の自習で慣れてしまい、解析の前処理に限っては、CATIAよりも速く作業できるようになった。まだ一部の機能しか使っていないので、使いこなせばさらに速くなる」
CATIAでの作業に比べクリーンアップが非常に簡単。 解析に不要な細かい形状を一気に削除できる。
今後は、現状のフローでSpaceClaimを使いこなしたうえで、形状変更してから設計へ渡すフローを確立し、その後、設計での利用や構想設計への展開を検討しています。ツールの適材適所を進めて、SpaceClaimを積極的に活用していくとのことです。
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