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公差解析ツールのパイオニアSigmetrix社CEO、Tim Bogardが来日しました

CAEのあるものづくり Vol.11|公開日:2009年9月
目次
- サイバネットとの関係について
- 公差解析について
- 開発製品「CETOL6σ」について
- アジア市場への期待など
- 目次項目5
今年7月、米国テキサスに本社を置く3次元公差解析ツール「CETOL6σ」の開発元であるSigmetrix社が、サイバネットの100%子会社として傘下に入ることが正式に発表されました。
発表に伴い当社の設立者およびCEOであるTim Bogardが来日し、日本やアジア市場への期待や、設計現場やメディアで現在注目を集めている「公差」について語りました。
サイバネットとの関係について
これまでサイバネットは、我々にとって「CETOL6σ」の日本における販売代理店の一つでしたが2008年秋頃、我々はソフトウェア開発に特化できる環境を求め、新しいパートナーを見つけようと考えていました。そんな中、サイバネットが開発会社との新たなパートナーシップを求めていることを知り、お互いのニーズがタイミングよくマッチした結果、今回の買収に至りました。
サイバネットを選んだ理由は、CAEソリューションに関する販売網に実績を持ち、過去3年間の代理店としての実績と信頼関係を通じて「公差」というものに妥協の無い開発環境を支援してもらえるという事が大きいです。また、「顧客にソリューションを提供する」という共通のビジネスビジョンは、大きな相乗効果を生むと考えています。
公差解析について
公差解析とは、組立を行う複数の部品に寸法公差および幾何公差を設定し、それらを組立てた際に複数の部品間にまたがる寸法や形状がどの程度ばらつくかを予測することを言います。これまでは手計算やExcel計算で行われていましたが、構造が複雑になり、更には高品質・低コストが追求されるにつれ、専用ツールによる3次元での公差解析が注目されてきています。

開発製品「CETOL6σ」について
Pro/E 、CATIA V5 、SolidWorksといった3次元CADにアドオンして利用する環境を提供しています。特に3次元の公差解析をSolidWorks上で行えるのはCETOL6σだけです。また、他製品にはない「システムモーメント法」という解析手法を搭載しており、圧倒的に速い解析スピードを実現しているのも我々の強みの一つです…
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