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PlanetsXのそり解析を用いたエポキシ注型樹脂の硬化過程における内部ひずみの可視化
東芝エネルギーシステムズ株式会社 構造材料・高機能材料開発部 今井 隆浩 様
Ansysものづくりフォーラム 2018 in 東京 講演資料|公開日:2018年7月
目次
- 背景(スイッチギヤとは?)
- 注型絶縁物製造の課題
- PlanetsXによるひずみの可視化
- 実測との比較
- まとめ
プログラム概要
スイッチギヤは、工場、病院、ビルなどあらゆる電気使用事業所に設置され、電路の保護、電力の制御、設備の監視などを担う電力管理の重要設備である。
当社のスイッチギヤでは、高電圧の主回路(金属導体など)をエポキシ注型樹脂(以下、注型樹脂)で覆うことで電気的な絶縁を行っている。しかし、注型樹脂の硬化収縮による内部ひずみの発生が、主回路/注型樹脂界面における絶縁性能を低下させる場合がある。
今回、PlanetsXのそり解析を用いて、簡易モデルにおいて、注型樹脂の硬化過程で発生する内部ひずみを可視化し、実測の内部ひずみと比較検証したので紹介する。
使用した製品
Ansys Mechanical Enterprise、PlanetsX