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Ansysによる弾性体を考慮した剛体運動解析へのアプローチ
サイバネットシステム株式会社 吉田 浩昭
Ansysものづくりフォーラム 2016 in 東京 講演資料|公開日:2016年7月
目次
- 概要
- 弾性体を考慮した剛体運動解析の必要性
- Ansysの剛体運動解析とは
- 適用分野
- 解析事例
- 解析手法
- 剛体、弾性体の動きについて
- ジョイントの種類
- 結果の評価
- デモンストレーション
- 弾性体を考慮した剛体運動解析のフローをAWMでご紹介。
- まとめ
プログラム概要
剛体運動において、部分構造法を用いた弾性体を考慮した解析が可能になりました。機械システムは、より高速な動作が要求されています。また、信頼性という面からは、より正確な位置決めを実現する動作が必要とされています。高速な動作を実現するには、慣性の影響を小さく、できるだけ軽量に機構システムを設計し、駆動力を小さくする必要がありますが、軽量化した部品が高速で運動すると振動や弾性変形が発生しやすくなります。剛体運動では、部品を剛体として定義しますが、弾性変形や振動現象を含めたロボットアームやクランク機構などに対する運動を検討することができます。本講演では、弾性体を考慮した剛体運動解析をご紹介いたします。