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構造解析

サステナビリティ社会の実現に必要な複合材料の 設計開発に伴う課題を「Multiscale.Sim」が解決

設計開発のパラダイムシフトを促しマテリアルズ・インフォマティクス実現へ

2022年4月

脱炭素社会の実現に不可欠な複合材料の用途は急拡大しています。しかし材料の設計開発に要する膨大な時間とコストがこの流れを阻害します。これをマルチスケール解析により解決する製品が、「Multiscale.Sim」です。

設計開発のパラダイムシフトを促しマテリアルズ・インフォマティクス実現へ

脱炭素社会で注目される複合材料 膨大な設計開発の期間とコストが課題

サステナビリティやSDGsが大きな社会的潮流となり、企業にも環境配慮や省エネ化が強く求められています。環境負荷の低減を実現する技術としてニーズが高まっているのが軽量化と堅牢性の両立を可能とする複合材料です。しかし、複合材料の開発は困難を伴います。解析によるアプローチにもとっても必要な材料データベースが不十分なため、膨大な材料試験が必要になるという課題があります。

均質化によるマルチスケール解析を用いた 「Multiscale.Sim」

Multiscale.Simを利用すれば、従来のように材料物性値算出にリアルな材料試験を行うことなく、複合材料の不均質な微視構造を再現したミクロ構造モデルを用いて、数値計算により仮想的に材料試験を実施してマクロな材料物性が算出可能です。この物性値 を用いることで、本来不均質な材料を均質体に置換したモ デルとして解析することができます。さらに再度、ミクロ構造解析に戻り、ミクロスケールでの挙動予測 も可能(局所化解析)になります。

Ansys Granta MIとの連携によりマテリアルズ・インフォマティクス実現も

AnsysとMultiscale.Simを用いた仮想的な材料試験で得られた材料データをGranta MIに蓄積してデータベー ス化およびそれをクラウド上で一元管理することで、材料データの共有や再利用できる環境を構築することが可能となります。

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