CAEを学ぶ
Ansys Workbenchのリモート点機能のご紹介
Ver12.0からリモート点という機能が追加されました。その機能についてご紹介いたします。
Ver12.0からリモート点という機能が追加されました。リモート点とは、スコープしたジオメトリの挙動をユーザーが指定する“点”でコントロールするための機能です。
リモート点は力をスコープしたジオメトリに分配したり、ジオメトリの力をリモート点に集約することができるので、スコープした部分の挙動を制御することが容易になります。
また、リモート点は質点やジョイント、リモート変位/力、モーメントのベースとしても使用することができます。
本機能と同等の設定はMechanical APDLではMPC接触の“力の分配面”や“剛体面拘束”と呼ばれ、従来から用いられていた手法です。
この手法がWorkbench Mechanicalの使いやすい操作環境によって利用できるようになり、対応可能な解析内容の幅も広がりました。
そこで、ここではリモート点を利用した解析事例をいくつかご紹介いたします。
続きは、CAEのあるものづくり 14号に掲載しています。