回路・システム解析サージ波形対策 スナバ回路最適化事例

- 配線経路(基板やバスバー)を考慮して回路の動作検証を実施したい。
- 配線経路の寄生パラメータによるサージ波形の対策を事前に盛り込みたい。
- セットの小型化のためスナバ回路の実装面積を縮小したい。
IGBTなどパワーデバイスのスイッチング周波数の高速化が進む昨今、多くの機器で伝導ノイズによるEMIが問題となっています。伝導ノイズは、基板配線・バスバーなどの寄生パラメータ(RLGC成分)の影響により発生するサージ波形が要因となるケース多く、定格電圧を超えるようなサージ波形はデバイス破損にも直結します。多くの場合、このサージ波形の対策としてスナバ回路が使用されます。
この事例では以下のステップで解析を行い、スナバ回路の最適化検証を実施します。
Step1 : 回路図レベルのスイッチング波形の確認
Step2 : 配線経路(バスバー)の寄生パラメータを含めた回路の解析
Step3 : スナバ回路の検討
Step2 : 配線経路(バスバー)の寄生パラメータを含めた回路の解析
Step3 : スナバ回路の検討
解析モデルと解析結果
解析種類
電磁界解析、回路解析
関連キーワード
パワエレ、パワーエレクトロ二クス、インバータ回路、スナバ回路、スナバコンデンサ、サージ、バスバー、基板配線、パターン、モーター