解析事例
構造と音響のダイレクト連成解析
こんな方におすすめ
- 入射音波により構造物が振動する現象を解析したい。
- Ansys Mechanical をお持ちで、有限要素法(FEM)による音響解析を実施してみたい。
遮蔽板は通常の構造要素、媒質(空気)部分は音響要素でモデル化しています。Ansysでは構造要素と音響要素を同時に含めたダイレクト連成解析が可能です。
遮蔽板の共振点と音波の周波数が異なるときは、音圧の伝播が抑えられ遮蔽効果が出ています。(図2,4)
しかし、遮蔽板の共振点(2600Hz付近)と入射音波の振動数が一致すると、共振状態となり音圧の伝播が抑えられなくなります。(図3,5)
透過損失グラフ(図6)により、遮蔽板の共振点付近で透過損失が低下していることが確認できます。
解析モデル
解析結果
図2.音圧アニメーション(1000Hz、非共振点)
図3.音圧アニメーション(2600Hz、共振点)
関連記事
関連キーワード
関連情報
関連する解析事例
MORE関連する資料ダウンロード
MORE-
Ansys Discovery導入成功の5つのステップ
~シミュレーション主導設計の実現のための秘訣とは?~
-
HPCとGPUで開発サイクル短縮: シミュレーション高速化による流体解析の最新事例
-
熱流体解析ソリューション ~設計段階からの熱課題をシミュレーションで解決する~
~ツールの導入から熱設計、解析業務の効率化まで支援~
-
多拠点で同時進行デザインレビューを実現する
~Ansys Discoveryで設計検証が効率化~
-
リアルタイム解析で変わる商談提案の革新
~Ansys Discoveryで商談中に即座に検証結果を表示~
-
バイオ医薬のスケールアップに貢献する
~Ansys Fluentによる攪拌槽解析~
-
剥離・接合強度評価ソリューション ~Ansys Workbench Mechanicalで実施できる剥離解析~
-
レーザー集光の高温レンズ歪みを克服するAnsys連携ソリューション