解析事例
表面欠陥のあるパイプジョイントの破壊解析
こんな方におすすめ
- より簡単に破壊解析用亀裂モデルを構築したい。
- Ansys Workbench 上で破壊解析を行いたい。
表面欠陥のあるパイプジョイントについて、どのように破壊が進むか破壊解析をおこないました。
破壊解析とは、亀裂先端に生じる応力拡大係数、J積分値、エネルギー解放率などを算出することにより構造物の破壊基準を満たしているかを確認できます。
Ansys 14.5では、新機能である破壊解析用メッシング機能を使用することで、複雑な操作は必要なく、Ansys Workbench上で簡単に破壊解析を行うことができます。
解析モデル
解析フロー
- 破壊解析メッシング用局所座標系の作成(図1)
- アウトラインに【破壊】オブジェクトを挿入(図2)
- 亀裂形状寸法の設定(図3)
- 亀裂メッシュの生成
- 解析を実行し、破壊解析結果を評価

図3
解析結果

【トータル変形量】 【相当応力】

【応力拡大係数(K1)】

【J積分値】
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