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解析事例

構造解析

プレス成形圧を考慮した金型強度・たわみ解析

こんな方におすすめ

  • プレス成形シミュレーションの結果として得られる成形圧を利用して、金型の強度、およびたわみを事前に評価したい。
  • 金型のボルト締結部の影響を考慮したい。

プレス成形時の金型の強度およびたわみを設計段階で評価することは重要です。
下記の事例は金型締結部におけるボルトを考慮した場合としない場合を比較した結果です。ボルト締結部をモデル化したボルトプリテンションを考慮すると、たわみ量は大きくなり危険側の解析となることがわかります。

解析フロー

1.プレス成形解析(eta/DYNAFORM:陽解法ソルバー(LS-DYNA))を使用しプレス成形時、金型が受ける接触圧を求めます。

2.得られた接触圧結果データを金型モデルへマッピングし(Ansys)、圧力荷重の境界条件として設定します。

3.金型の強度解析を実施します。(Ansys)

解析結果

ボルトプリテンションあり

ボルトプリテンションなし


図.相当応力結果

ボルトプリテンションあり


0.40mm

ボルトプリテンションなし


0.45mm

ボルトプリテンションあり


ボルトプリテンションなし



変形アニメーション(20倍スケール)
(クリックで動画表示)

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