解析事例
ペルチェクーラー(熱電冷却)
こんな方におすすめ
- ペルチェ冷却による吸熱、発熱現象を解析したい。
- ペルチェ効果/ゼーベック効果の解析を行いたい。
ペルチェクーラーはN型半導体とP型半導体を交互に配列して出来ています。直流電流を流すとゼーベック効果により熱が移動し、片側の接合部は放熱し、反対側の接合部は吸熱して温度が下がります。小型・軽量であり、かつ冷媒を必要とせず静粛であることから、従来の冷却方式に比べて多くの利点があります。
Ansysでは、ダイレクト連成場要素を用いて電流と伝熱を直接連成して、熱電効果の解析ができます。半導体の物性は、通常の伝熱特性に加えて、ゼーベック係数と抵抗率を設定します。電流を負荷することで熱が移動し、時間が経つにつれて吸熱側の温度が低下していく現象を解析できます。

解析モデル
解析結果

温度グラフ(吸熱側)
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