「SKYSEA Client View Ver.17」では、「Web会議時間」を見える化する機能、テレワークなど勤務場所の把握にPCの操作ログを活用できる機能といった勤務状況の把握を支援する各種機能を提供しております。また、サイバー攻撃対策やヘルプデスク対応など、日々の管理業務を支援する機能なども搭載して います。
「ユーザー操作時間レポート」を拡張し、テレワークの普及に伴い増加したWeb会議時間をユーザーごとにレポート集計できるようになりました。日々の業務のなかでWeb会議が占める割合を見える化することで、業務プロセスの改善などを検討する際の参考情報としてご活用いただけます。
「ログ管理」機能を拡張し、PCと社内にあるSKYSEA Client Viewサーバー(マスターサーバー、もしくはデータサーバー)との通信状況に関する情報をログとして取得できるように強化しました。各種操作ログをチェックする際、それが社内での操作なのか、テレワーク時など社外での操作なのかを判断する際の参考情報としてご活用いただけます。
連携するUTMなどのセキュリティ製品が不審な通信を検知した際、管理者にアラート通知をしたり、該当PCをネットワークから遮断する機能を拡張しました。新たに機械学習エンジンを搭載した次世代ファイアウォール※1に対応しました。パターンマッチングでは難しい未知の脅威を検知し、速やかな状況把握と安全性の確保を支援します。
※1 連携するセキュリティ製品については、こちらをご覧ください。
「デバイス管理」機能改善したことで、指定したUSBデバイスの使用期限を、従来の366日よりも長く設定できるようになりました。例えば、年単位のライセンス期限があるウイルス対策ソフトウェア搭載のセキュリティUSBメモリを、ライセンス期限切れと同時に使用できなくなるように設定することができます。
SKYSEA Client Viewが検知したアラートログを他社製品へsyslog出力し、情報漏洩対策などに活用できる機能を強化。アラートログだけでなく、そのほかのログも出力できるようにしました。例えば、Webアクセスに関するログを他社のログ統合管理システムへ出力し、アクセス状況の分析を行うなど、さまざまなログを対象にご活用いただけます。
PCへのソフトウェア配布がセグメントごとに効率的に行える、キャッシュ配布機能を強化しました。配布対象のPCを、IPアドレス単位で柔軟にグループ分けできるようになりました。例えば、セグメント内に複数フロアのPCがまとまって存在する場合に、配布対象をフロアごとにグループ分けすることで、フロアをまたいだ通信を起こさずに配布でき、通信負荷の軽減につなげていただけます。
※1 マスターサーバーから配布されたソフトウェアを受け取ったPC(キャッシュ端末)が、同じセグメント内のPCへソフトウェアを配布する機能。キャッシュ端末からソフトウェアを受け取ったPCは新たにキャッシュ端末となり、未配布のPCへソフトウェアを配布します。
何らかの原因で、クライアントPCから資産情報やログがサーバーにアップロードされなかった場合に、異常を検知して管理者にアラート通知。該当するPCの状況をログですぐに確認でき、原因の把握と素早い復旧にお役立ていただけます。
リモート操作中に、接続先PCのデスクトップ画面を自由に拡大・縮小できるように改善。 接続先PCの画面解像度が管理機より低い場合でも拡大して表示でき、メンテナンスや問い合わせ対応がより作業しやすくなりました。