2017年9月にリリースしたSKYSEA Client View Ver.12.2では、組織の課題となっている多層防御の強化や過重労働対策について、その対策を支援する機能をご用意いたします。
日々進化し、悪質化が進む標的型攻撃やランサムウェアなどのサイバー攻撃。これらの攻撃から組織の大切な情報を守るためには、複数の対策を組み合わせた多層防御に取り組むことが重要です。SKYSEA Client Viewは、UTM※1製品などと連携してサイバー攻撃の早期把握を支援する機能や、共有フォルダへのアクセスを監視・制御する機能などを搭載。階層的な防御でサイバー攻撃のリスク最小化を支援します。
※1 UTM(Unified Threat Management):統合脅威管理
Professional Edition | Enterprise Edition | |
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UTM連携 | ● | ● |
検疫ソフトウェアイベントログ監視 | ● | ● |
検疫ソフトウェアレジストリ監視 | ● | ● |
ネットワーク接続制御 | ● | ● |
特定フォルダアクセスアラート設定 | ● | ● |
アプリケーションログ取得 ・起動元アプリケーション ・コマンドプロンプト情報 |
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ソフトウェアの緊急配布 | オプション | ● |
「ログ管理」機能で記録されたPCの操作履歴(ログ)を活用することで、日々の業務でPCを使用する従業員の労働時間の見える化を支援します。さらにVer.12.2では、残業時間をグラフで確認できるレポートや、業務時間外におけるPC操作の制限強化など、新たな機能を追加しました。
社内や社外での勤務を問わず、日々の業務で扱われるPCの操作履歴を、従業員の労働時間や業務内容の把握に活用することができます。
「労働時間の記録」は長期間の保存が必要
労働基準法第109条では、使用者が労働時間の記録(出勤簿、タイムカード、ログなど)を3年間保存しなければならないことを定めています。SKYSEA Client Viewでは、PCのログを最大10年まで長期保存することが可能です。
定時終了前にメッセージをPCのデスクトップ画面に表示し、従業員の帰宅や残業申請を促すことができます。また、指定した日時にPCを自動でシャットダウンさせ、「ノー残業」の推進などにつなげることができます。
PCがマルウェアに感染したときの対策として、事前にバックアップを取ることも重要です。「SKYSEA Client View」では、PCをディスクイメージとしてバックアップし、多台数への配信が行える「ディスクイメージ配信」機能をVer.11.2より搭載。事前にPCをイメージとしてバックアップしておくことで、マルウェアなどに感染してしまったPCを、正常時の状態に復元できます。Ver.12.0 / 12.1では、無線LANによるバックアップ・配信への対応や、多台数への配信にかかる時間の短縮、同時配信する台数の制御など、各種改善を図っています。
「Active Directory」に登録されているセキュリティグループやユーザー単位で、特定アプリケーションの利用制限が行えます。例えば、マイナンバーを含む重要データを取り扱うアプリケーションの利用は、指定したグループのみ許可するなど、情報漏洩リスクの軽減にお役立ていただけます。
VPN環境が構築されていないなどの理由で、社内のネットワークとの接続が難しい環境にあるPCでも、HTTP(S)通信によるリモート操作が行えます。また、SKYSEA Client Viewが導入されていないPC同士でも、インターネット経由でリモート操作を行うことが可能です。※
※リモート操作する側、操作される側の両方のPCで、別途ツールのインストールや起動が必要です。
事前に設定した条件にもとづいて、クライアントPCを検索グループに自動で振り分けることができます。例えば、更新プログラムが未適用のPCを振り分けることで、適用状況の把握などにご活用いただけます。また、設定した検索グループをほかの管理機と共有できるようになったため、複数の管理者で検索グループ内のPCの運用管理を行う際などに活用いただけます。
ログ管理 |
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デバイス管理 |
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資産管理 |
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サーバー監査 |
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ソフトウェア資産管理(SAM) |
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セキュリティ管理 |
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その他 |
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