バージョン情報

2022年3月にAnsys Lumerical 2022R1を
リリースいたしました。

Ansys Lumerical 2022R1 ではAnsys Cloud HPC Servicesとの連携やAnsys Speosとの連携解析など新機能や新しい解析手法が追加されました。
これら新機能・解析手法の一部を抜粋して以下に紹介いたします。

※ベータ版:開発途上の機能で、現時点では一部機能制限などがあります。
※ユーザの方向けに今回のバージョンアップの詳細資料がございます。
 こちらよりご覧いただけます。なお、閲覧にはアカウントが必要です。

Ansys Cloud HPC Servicesとの連携

Lumerical内にAnsys Cloud HPC Servicesとのインターフェースとなるウィジェットが追加されました。ログインや接続状況、ジョブの送信/監視/制御、ファイルのアップロードやダウンロードが可能で、バッチ処理とパラメータスイープがサポートされています。

RCWA法による解析(ベータ版※)

スクリプトからの実行になりますが、周期構造を持つデバイスの解析に有用なRCWA(厳密結合波解析)法による解析ができるようになり、各次数の透過率・反射率などの計算が可能になりました。



Ansys Speosと連携するためのファイルフォーマット・プラグイン(ベータ版※)

Ansys Speosで使用できるようになったサーフェスモデルと、表面での散乱・反射・透過の特性を示すBSDF(双方向散乱分布関数)ファイルを用いて、光線追跡解析ツールのSpeosに微細構造による影響を反映させることが可能です。また、回折格子などに対して各次数の回折効率を計算し、JSONファイルを介して、回折の効果をSpeosに反映させることも可能です。



optiSLangを用いたディスプレイ設計の最適化ワークフロー(ベータ版※)

optiSLangとLumericalの連携が強化されました。プロジェクトファイルを読み込んだり実行したりせずに、Lumericalのスクリプトファイルを直接実行可能です。例えば、optiSLangとLumericalのソルバーの一つであるSTACKと組み合わせて、効率もしくは色度などが最適になるよう有機EL構造を最適化することが可能です。

 

その他(他のソフトウェアとの連携など)

  • レーザーの自己発熱解析において、温度・キャリア密度特性をパラメータとしたゲインを用いて低次元モデルを作成することで、高速な解析が可能になりました。
  • FEEMで、曲げ損失とリング共振器解析など、曲げ導波路の計算が追加されました。
  • Virtuoso、Klayoutなどとの連携機能が強化されました。