Ansys アップデートセミナー
Ansys 2026 R1 アップデートセミナー
Ansys 2026 R1 アップデートセミナーの概要
Ansys 2026 R1 をいち早く使いこなしていただくために、この春、2026 R1の最新機能をご紹介する「Ansys 2026 R1 アップデートセミナー」を<オンデマンド配信>にて2週間にわたって実施させていただくこととなりました。本アップデートセミナーでは、Ansys 2026 R1 における機能改善のポイントや新機能で実現できることをたっぷりとご紹介させていただきます。また、本セミナーではお申込特典として、EDURUNS Entry プランにてご視聴いただけるすべての動画や、カスタマイズツールやアドイン製品のご紹介といった動画の公開も予定しております(特典の詳細はこちら)。
Ansys のご利用効果を最大限に高めていただくため、是非本セミナーをご活用ください。
- 種類
- リリースセミナー
- 受講料
- 無料
日程・お申し込み
※受付は6/23 (火)の午前10時に締め切らせていただきます。
開催概要
Ansys 2026 R1 アップデートセミナーの内容
構造製品
Ansys Mechanical 構造解析機能
プリポスト機能では、これまでと同様にメッシング機能が多数強化されました。メッシュサイズ設定の簡素化により、品質を保ちながら作業工数を削減可能となりました。マルチゾーンや陽解法向けのメッシュコントロール機能の改善、メッシュワークフロー手法のモーフィング機能で再メッシュせずに形状調整が可能となった点も注目ポイントです。加えて、並列メッシングや結果表示の高速化、CPython対応など、業務効率と拡張性を高める改良が多数盛り込まれています。
ソルバー性能面では、PCGソルバーのアルゴリズム改良やメモリ削減、GPU活用拡張などにより、大規模・非線形解析の計算効率と安定性が着実に向上しています。
各種の解析機能としては、SMART亀裂進展解析機能に部分構造法や材料ベースの亀裂発生機能が追加され、非線形アダプティブでサポートされる超弾性材料モデルが拡充、ロバスト性改善の為の非局所損傷モデルの追加など、破壊・材料分野での機能強化が行われています。
また、動解析分野では固有値解析のメモリ使用量を大幅に削減しつつ、ブロックランチョス法の堅牢性と多モード対応を維持するPCGブロックランチョス法、非線形調和応答解析の実用性を高めるHBM機能など、大規模モデル解析を支援する機能が追加・強化されました。更に音響分野ではNVHアドオンや空力音に関する機能拡張が行われています。
その他のオプション製品の新機能についても、あわせてご紹介します。
対象製品:Ansys Mechanical

メッシュモーフィング

GPUリソース予測画面
モデリング製品・3D設計製品
Ansys Discovery
さらに、薄肉構造やシャープエッジを高精度に捉える流体メッシング機能が強化され、複雑な流路形状や細かな構造を有するモデルに対しても、安定性と再現性の高い解析結果を得ることができます。幾何形状検出機能やAI支援によるボルト・ナットなどの部品識別は、モデル前処理の効率化と品質向上に貢献し、解析準備作業の負担を大幅に軽減します。
また、Ansys IcepakやAnsys Mechanicalとの連携が強化され、設計検討から詳細な熱解析や構造解析へとスムーズに移行できる一貫したワークフローを実現します。感度解析や最適化機能の拡充により、設計者は初期段階から解析結果に基づいた判断を行うことができ、設計手戻りの低減や開発期間の短縮、製品競争力の向上に貢献します。
対象製品:Ansys Discovery

薄肉部を捉えた流体メッシング
流体製品
Ansys Fluent プリポスト機能
Fluent Meshingでは、複雑形状や大規模モデルを対象としたメッシングワークフローの柔軟性が向上しています。また、局所的なメッシュ調整や品質確認に関する操作性も強化されており、解析目的に応じたメッシュ設計を効率的に行うことが可能です。
対象製品:Ansys Fluent

Fluent セルレジスタ機能の強化
Ansys Fluent ソルバー機能
対象製品:Ansys Fluent

GPUソルバーのVOF+エネルギー連成解析(β機能)
Ansys Rocky/Ansys Freeflow
Ansys FreeFlowでは、SPHのAdaptive Size機能が実装され、粒子サイズを領域に応じて自動調整することで、計算効率と解析精度の両立が可能となりました。
対象製品:Ansys Rocky, Ansys Freeflow

ミキシングタンクの解析
その他の流体製品
CFXでは、空力弾性や湿り空気モデルなどの拡張により、ターボ機械を中心とした回転機解析の対応力が強化されています。
EnSightはFluentやFreeFlowとの連携が進み、大規模データの可視化・比較・共有を効率的に実施可能です。Chemkin-Proでは、Python ベースの操作性向上により、反応解析や燃焼モデリングの自動化・再利用性が高まっています。これらの製品群の進化により、流体解析全体のワークフロー最適化と解析品質向上を支援します。
対象製品:Ansys Polyflow, Ansys CFX, Ansys Chemkin-Pro, Ansys EnSight

Ansys Polyflowの解析
エレクトロニクス製品
Ansys エレクトロニクス製品
Ansys HFSSでは、大規模モデルやRegion関連機能の効率化が図られ、より複雑な電磁界解析を実用的に行えるようになりました。
またAnsys HFSS 3D Layoutでは、複雑な基板構造に対しても高速な評価を可能とするPI 解析機能が追加されています。
基板レベルの解析では、Ansys SIwaveにおいて大規模モデルの解析処理速度および表示性能が改善され、設計検討の快適性が向上しています。
さらにAnsys Maxwellでは、交流磁場解析A‑Phiソルバーの正式リリースや2D過渡磁場解析の高速化などにより、モータやトランスといった磁気デバイス解析をより実務的に支援します。
Ansys Icepakでは、結果読み込み処理の高速化に加え、メッシュ設定や熱条件を保持したままオブジェクトを抑制(無効化)できる機能が正式リリースされ、日常的な解析作業の効率向上が図られています。
このほか、AEDT全般やQ3D、Circuit、Motor‑CAD についても、最新アップデートの概要をご紹介します。
対象製品:Ansys HFSS/HFSS 3D Layout, Ansys SIwave, Ansys Maxwell, Ansys Icepak, Ansys Q3D Extractor, Ansys Circuit, Ansys Motor-CAD

Ansys HFSSによるメタサーフェスの解析例

Ansys Maxwellによる3D Layout Component モデルの電流密度分布例
光学・フォトニクス設計/解析製品
Ansys Zemax OpticStudio
注目の新機能として、ノンシーケンシャルモードで直接スポットダイアグラム解析が可能となり、複雑な折り返し光路やマルチパスを含む光学系でも、画質評価と最適化をシームレスに実行できます。さらに、ミュラー行列に基づく偏光モデリングが本格的に対応され、部分偏光や脱偏光を含む実在光学素子を、シーケンシャル/ノンシーケンシャルの両ワークフローで一貫して扱えるようになりました。
加えて、Ansys Grantaと連携した材料選定ツールの搭載により、光学・熱・機械特性を考慮した材料探索と設計反映が効率化されています。本セミナーでは、これら2026 R1の主要新機能と実務への活用ポイントを分かりやすく解説します。
対象製品:Ansys Zemax OpticStudio
材料選定・材料データベース製品
Ansys Granta製品群
1つ目が、材料データとシミュレーションをよりシームレスにつなぐ“デジタルスレッドの強化”です。これにより、解析の中で必要な材料データにスムーズにアクセスできるようになりました。2つ目が、ユーザーインターフェースの改善です。より直感的に操作可能で、材料選定や評価にかかる時間を短縮します。3つ目が、データの拡充で、金属・樹脂・複合材料・電磁特性など、幅広い分野でデータが強化されています。
さらに今回のリリースでは“Connected Materials”という新しい機能が搭載されました。これはAnsysが提供する材料データに、主要な解析ソルバーの中から直接アクセスできる仕組みで、これまで別々に扱っていたデータと解析を一体で使えるようになります。
また、Granta MIも強化されており、可視化機能の向上や、他ツールとの連携設定の拡張に加えて、各種材料データのアップデートも行われており、全体として、材料データの活用がよりスムーズになり、解析の効率と精度の両方を高められるアップデートとなります。
対象製品:Ansys Granta MI Enterprise, Ansys Granta MI Pro, Ansys Granta Selector, Ansys Granta MDS

Granta MI におけるUXの向上 量子ATK - Granta MI - Rocky バッテリーカレンダー加工プロセス シミュレーションデジタルスレッド内の材料データ
N&ET製品(Ansys TwinAI/Ansys Twin Builder)
Ansys TwinAI /Ansys Twin Builder
TwinAIのフュージョンモデリングの機能にNeural ODEやTemporal Transformer Methodなどの最新の生成AIに用いられる技術が搭載されるようになりデータドリブンによるモデリング機能がより強化されました。またFusionモデリングおよびROMモデリングの操作ウィザードが一新されてユーザーの使いやすさを向上させております。
加えてAnsys Twin Builder環境にはAnsys Engneering Copilotが搭載されるようになり、生成AIを活用したユーザー支援を強化させています。Ansys Twin Builderの新しい機能で、Ansys Cosimという新しいコ・シミュレーションのフレームワークを提供します。これによりAnsys製品/非Ansys製品に限らずFMUにエクスポートする必要がなく、ツール間のネイティブフォーマットのままでのコ・シミュレーションを可能にします。スマートな同期技術と分散型アプローチによって優れたパフォーマンスを実現します。
対象製品:Ansys TwinAI, Ansys Twin Builder

Ansys Twin BuiliderのCopilot機能

Ansys Cosimのイメージ図
〜お申し込み特典〜 特別コンテンツも併せてご提供!
1、EDURUNS Entry プランにてご視聴いただけるすべての動画
弊社教育プラットフォーム「EDURUNS」の Entry プランでご視聴いただけるコンテンツを、期間中は無料公開いたします。
2、弊社エンジニアが選ぶおすすめ製品・機能紹介
アップデート情報以外にも、製品や機能についてタイムリーな情報をお届けいたします。
・WAON 大規模・高周波 音響解析ソリューション
・PlanetsⅩ 樹脂流動/構造連携ソリューション
・Multiscale.Sim 材料解析ソリューション
・CAEユニバーシティ ものづくりのための、ひとづくり
・Ansys GPT
・Ansys Cloud Burst Compute
・Ansys Freeflow
みなさまの課題解決の一助として参考にしていただけましたら幸いです。

