CAEを学ぶ
双方向連成(そうほうこうれんせい)
英訳:two-way coupling
双方向連成とは、シーケンシャル法の手法の1つで、複数の場で双方向にデータをやり取りする連成解析のことです。 (ダイレクト法の荷重ベクトル連成も内部的に双方向連成を行なっています)
たとえば流体-構造連成解析では、流体→構造へ圧力データを渡し、また構造→流体へ変形データを渡します。流れの圧力により構造物が変形し、変形により流れ場が変わるといった、相互の影響を考慮できます。


Ansysにおける取扱い
- Ansysは片方向連成、双方向連成ともに対応しています。
- 構造、熱流体、電磁場、圧電 音響など、多くの場の連成解析に対応しています。
CAE用語辞典の転載・複製・引用・リンクなどについては、「著作権についてのお願い」をご確認ください。
関連キーワード
関連情報
関連する解析事例
MORE関連する資料ダウンロード
MORE-
冷間鍛造解析による事前可視化
~Ansys LS-DYNAによるソリューション~
-
切削熱を伴う切削加工解析
~Ansys LS-DYNAによるヘルスケア分野ソリューション~
-
動脈硬化による血管内部の状態可視化
~Ansys LS-DYNAによるヘルスケア分野ソリューション~
-
SDGsとカーボンニュートラル実現へ向けた CFDによる水素バーナの燃焼解析
CFDによる水素バーナの燃焼解析
-
シリコンウェハ汚染予測ソリューション
-
~解析精度向上につながる~ 適切な材料特性の選定・取得ソリューション
-
【全記事】CAEのあるものづくり vol.41
ユーザー様インタビュー記事4件のほか、解析事例・製品紹介などの記事を1冊に集約した保存版
-
CMP(化学機械研磨)マクロスラリー 挙動解析ソリューション
回転パッド上のマクロスラリー挙動の解析ソリューション