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刺激係数(しげきけいすう)
英訳:participation factor
刺激係数とは、特定方向からの励振力に対する振れやすさを示す量です。
刺激係数の絶対値が大きな振動モードは、元の系の大きな振動に寄与していると考えられます。
以下はAnsysにおける出力例です。(Y方向の結果を表示しています)
この例では1次モードの刺激係数が大きいため、1次モードはY方向に大きく振れるモードであると推察されます。
刺激係数比は、最大刺激係数に対する比です。

i番目のモードに対する刺激係数γ i は、以下のように求められます。

Ansysにおける取扱い
Ansysでは刺激係数はソルバーアウトプットに記載されます。
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