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Mullins効果(まりんすこうか)
英訳:Mullins effect
Mullins効果(マリンス効果、マリンズ効果とも呼ばれる)は、ゴム材料に繰り返し荷重を負荷した場合に、第1サイクル載荷時に特殊な挙動を示すことを指します。
Mullins効果は、第1サイクルの経路と、第1サイクルの除荷および第2サイクル以降の経路を分けてモデル化されます。

Ansysに搭載されているMullins効果は、下式であらわされる、「Ogdenのダメージモデル」と呼ばれるものです。下式のr,m,βが材料パラメータです。

実際に解析で用いる際は、ひずみエネルギー密度関数とあわせて使用します。
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