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株式会社アルパイン設計事務所様による機械設計業務における Ansys Discovery 活用事例
2021年6月
「北陸のものづくり企業を技術面から支えて、共に伸びていくことを」― この考えのもと、北陸地区の産業機械や製造設備の設計サービスを手掛けてこられたアルパイン設計事務所様。Ansys製品を活用し、設計と解析の融合を実現した高度な設計サービスは、同エリアのものづくり企業から厚い信頼を寄せられています。このホワイト・ペーパーでは、設計者向けCAE「Ansys Discovery」の活用例と効果をアルパイン設計事務所様の実例でご紹介いたします。
目次
- はじめに
- 設計現場における課題
- Ansys Discoveryによる設計力の向上
- リードタイムを約45%短縮。解析結果の評価時間を大幅削減
- 解析専任者の負担を約78%削減。根拠のあるモデル作成を実現
- まとめ
Discoveryによる設計力向上
Ansys Discoveryは、モデリング機能と解析機能が同じ環境に統合されており、瞬時に解析結果が得られるCAEツールです。形状寸法を変更した際にも瞬時に解析結果が得られるため、寸法値の影響度などを学習しながら形状の根拠を見つけ出すことができます。多くの形状変更を試すことで短期間に豊富な経験を積むことができ、設計力の向上を実現しています。
リードタイムを約45%短縮
Ansys Discoveryは瞬時に解析結果が得られるだけでなく、メッシュ生成などの数値計算特有の準備作業も不要です。そのため、モデル作成業務が完了した後、すぐに解析結果も得ることができます。この時点でモデルの性能・形状寸法の特性を把握することができます。
解析専任者の負担を約78%削減
設計者がモデリングをしながら自ら解析を実施することができ、解析専任者への解析依頼を激減させることができました。最終的な解析評価は解析専任者へ依頼をしますが、そこで提供するモデルは根拠のある形状となっています。そのため、最終工程の専任者による解析業務の作業効率向上にも大きく貢献しています。