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ベルギーに本社を置くCAE最適設計ソリューションの開発会社 Noesis Solutions NV社を買収
CAEのあるものづくり Vol.13|公開日:2010年10月
2010年7月、ベルギーに本社を置くCAE最適設計ソリューションの開発会社Noesis Solutions NV社が、サイバネットの100%子会社として傘下に入ることが正式に発表されました。今後は、Ansysを初めとするCAD/CAEの日本のユーザー様のニーズや要望に更にきめ細かく応えるべく、主力製品Optimusに更に注力し、柔軟な開発の実現をお約束します。
今回の発表に伴い、同社のCOOであるHans Wynendaele氏が来日し、様々なメディアのインタビューに答えました。
親会社だったLMS International社傘下を離れ、サイバネットと手を結んだ理由は?
Noesis Solutions NV( 以下Noesis社)は、設計プロセスの統合化および最適化(PIDO:Process Integration & DesignOptimization)に特化したOptimusの開発のため、2003年にLMS社によって設立されました。元々は自動車業界でのデータマイニングや問題分析のために開発されたソフトウェアですが、昨今の多様化したCAE市場において、LMS社傘下という枠に留まらないニュートラルな立場でPIDOソリューションの開発を目指すという考えを方向性の一つとして考え始めたのが昨年頃です。サイバネットとは販売代理店として約10年近い付き合いがあり、日本は大変重要な市場と位置づけていました。また、サイバネット側も開発会社との新たなパートナーシップを求めていたことにより、今回のような関係に結びつきました。
Optimusが他の最適化ツールと比較して差別化を図れるのはどんな部分か?
品質工学(タグチメソッド)機能を搭載しています。日本で注目されているロバスト性向上のための機能であるからこそ…