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構造解析

建物の衝撃音解析ソリューション

~Ansys Mechanicalによる構造音響連成解析~

このような方にお勧めです!
・建物で発生する衝撃音のシミュレーションを実施したい方
・空気中の音の伝搬も考慮した振動解析を実施したい方
・建築構造物の高精度な3次元構造解析を効率的に実施したい方

建物や部屋の衝撃音は居住性等においてよく問題になりますが、建屋の試作を行って検討するには非常に高い費用が掛かってしまいます。
また上階の床下と下階の天井裏に空間がある場合、その空間の共鳴が生じる可能性がありますが、柱や壁、床・天井の固体伝搬のみを対象としたシミュレーションではそのような空気の振動である音の物理的な現象は考慮することが出来ません。
世界的に実績豊富な3次元有限要素法によるマルチフィジックス解析ツールであるAnsys Mechanicalを用いた構造音響連成解析により、空気の振動も考慮した建物の衝撃音解析を行うことが可能です。
また3次元の解析は複雑な形状に対して高精度な解析が可能であるものの単純な理論式での予想などに比べて計算時間が長くなってしまうことが多いですが、Ansysでは複雑な床形状はソリッド要素、柱など単純な形状はビーム要素でモデル化するなど多彩な解析手法を容易に組み合わせた解析が実施可能であり、解析による予測精度や既存の解析作業効率の向上が見込まれます。

解析例 – 上階の床衝撃による下階への衝撃音の伝搬:解析モデル

下階の柱(鉄骨)と空間(空気)・天井(石膏ボード、補強の梁あり)と、天井裏の空気および上階の床(スラブ)をモデル化しています。鉄骨(角型・H形)と天井を補強する梁はビーム要素を使用することで計算を簡略化しています。
下階の空気と天井裏の空気については音響要素を用いることで空気の振動の影響を考慮することができます。

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