解析事例
補強材を考慮したタイヤの線形構造解析
こんな方におすすめ
- 補強材の特性を考慮したいが、補強材そのものをモデル化するだけのコストをかけたくない方
タイヤの強度を解析する際には、ベースとなる部分の他に補強材部分もモデル化する必要があります。
しかし、補強材部分の詳細なモデル化には、膨大なモデリング工数と計算工数が必要となります。
Ansysでは、スミア補強要素(REINF要素)を用いることで簡便に補強材の特性を表現することが出来ます。
モデリングに特別な操作は必要有りません。ベースとなるソリッド要素やシェル要素に対して、補強材の特性(補強材の材料番号や面積など)を割り当てるだけです。
※参照先の材料番号に、非線形の材料特性を定義することも出来ます。
EREINFコマンドを実行することで、ベース要素にスミア補強要素が生成されます。
解析モデル

図. 20節点ソリッド要素とスミア補強要素(REINF265)を組み合わせた例
解析結果

図.弾性ひずみ分布
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