解析事例
ディスクブレーキの摩擦熱解析
こんな方におすすめ
- 車両性能向上のためディスクブレーキの解析を行いたい。
- 摩擦による熱の発生を考慮したい。
- ディスクブレーキの温度分布を確認したい。
車両性能にブレーキの動作は大きな影響を与えます。ディスクブレーキにおいては摩擦熱による温度上昇は避けることができず、この温度上昇はさまざまなトラブルを引き起こす原因ともなります。そこで、この事例では摩擦発熱を考慮したディスクブレーキの解析を紹介します。
ディスクブレーキの摩擦による発熱をシミュレーションした伝熱-構造連成解析です。アニメーションは、温度コンターを表示しています。この解析では、伝熱解析と構造解析を同時に計算しています。ディスクとブレーキパッドの間に接触要素を作成し、その接触要素に摩擦係数を定義しておくことにより、接触面間の摩擦熱を考慮することができます。摩擦熱によりディスク内に温度が生じているのですが、ディスクが一定の角速度で回転していることにより、温度分布も移動している様子が確認できます。
解析モデル

解析結果
関連キーワード
関連情報
関連する解析事例
MORE関連する資料ダウンロード
MORE-
剥離・接合強度評価ソリューション ~Ansys Workbench Mechanicalで実施できる剥離解析~
-
レーザー集光の高温レンズ歪みを克服するAnsys連携ソリューション
-
周波数応答解析×自動抽出で干渉チェックを高速化
-
直観的な操作で無線/デジタルフィルタの設計・最適化を支援する〜Ansys Nuhertz FilterSolutions〜
-
流体機器設計の新たな一歩
~Ansys Discoveryで加速する設計改革~
-
筐体の冷却性能を構想設計から見える化 (手戻りを削減できる)
~Ansys Discoveryで始める電気筐体製品の設計改革~
-
若手でもすぐに使えるリアルタイム解析 (勘と経験からの脱却)
~Ansys Discoveryによる30名規模メーカーの設計改革~
-
構想設計ですぐにリアルタイム検証 ~解析専任者ゼロでも使いこなせるAnsys Discovery~
~解析専任者ゼロでも使いこなせるAnsys Discovery~