Symantec Protection Engine (旧製品名 Symantec Scan Engine) は、シマンテックのウイルス対策製品の中核的なアンチウイルスエンジン部分を任意のアプリケーションに組み込むことができるサーバーおよびプログラミングインターフェースです。
業界最先端のウイルス対策技術を搭載していて、高速で拡張性、信頼性の高いコンテンツスキャンサービスを提供し、任意のアプリケーションが送受信するデータを、ウイルス、スパイウェア、その他のマルウェアから保護します。全世界のインターネットサービスプロバイダ(ISP)など数百社で採用されています。
Symantec Protection Engineは、数々の賞を受賞したシマンテック独自の先進的なウイルススキャン技術を駆使して、ウイルスやワーム、トロイの木馬、スパイウェアなどを検出します。さらに、Java、ActiveX等に潜む悪質なコードやモバイルコードも検出します。
Symantec Protection Engineは、メールスキャン、ファイルスキャンに加え、URLフィルタリングを用いたウェブスキャン機能も実装しています。セキュリティに関するコア技術群を搭載しており、これらはシマンテックの比類ないグローバルインテリジェンスネットワーク (GIN) によりサポートされています。通常の定義ファイルに加え、新規の感染リスクに即時対応が可能となる「Rapid Release ファイル」にも対応したため、よりスピーディーに脅威の検知が可能となります。
Linux、SolarisおよびWindowsを含む複数のOSをサポートしており、お客様の運用要件に最適な導入が可能です。
プラットフォームを問わず、IPネットワーク上のあらゆるアプリケーションにウイルス/スパイウェアのスキャンとファイルの修復機能をシームレスに統合することが可能です。
Symantec Protection Engine の統合は、ICAP 1.0 または簡易で軽量なAPIを使用して行われ、あらゆるC/C++アプリケーションにウイルス/スパイウェアスキャンとファイルの修復機能を容易に追加できます。また、アプリケーション側で簡単にSymantec Protection Engine APIサポートを組み込めるように、あらかじめ用意されたJava、.Net (C#)、 C/C++によるサンプルプログラムがソフトウェア開発用に提供されます。
クラウドサービスプロバイダなどの事業者およびクラウドサービスを社内構築する企業を対象とした製品です。SMTP メールや携帯メール、インターネット上の Web アクセスやファイルダウンロード、オンラインストレージのファイル利用などのアプリケーションを脅威から保護します。また、コマンドライン、Java、.Net (C#)、 C/C++など多様な SDK を提供しており、既存アプリケーションに容易に統合することができます。
Network Attached Storage (NAS) の保護を対象とした製品です。遠隔地に設置されたストレージなど、物理的に管理が難しい場合でも、脅威を迅速に検知・駆除することで、社内のウイルス感染を防ぎます。
シマンテックのメッセージセキュリティ製品を月額課金で利用できるISP・ASP事業者向けのライセンスです。ISP・ASP事業者様は、シマンテック製品によるウイルスチェックサービスや迷惑メールチェックサービスを、お客様に提供することができます。
ISP・ASP事業者向けライセンス