リリース日:2025年2月3日
Goldfire 12.9リリース
Goldfire 12.9では、より効率よく、正確な調査結果を導き出す有償オプションが追加されました。
Goldfire 12.9の概要
「Goldfire Chat」:生成AIによる回答およびレポート作成を可能にするオプション
チャット形式で回答を抽出提示するRAG(Retrieval-Augmented Generation:検索拡張生成)システムです。Goldfireのセマンティック検索技術と生成AIを融合し、正確性と視認性に優れた回答や、それをまとめたレポートまで提示できることが大きな特長です。
Goldfire Chatの特長
共有フォルダ、クラウドストレージ、文書管理システム、PLM等のさまざまな文書を対象にクエリを入力するだけで、セマンティック技術と生成AIによる正確性の高い回答を効率的に得ることが可能です。
文書のアクセス権を考慮して回答を生成するため、情報の機密性も保持されます。
「Goldfire API」:自由度の高い検索を可能とするAPI連携オプション
RAGシステム構築用に開発されたAPIです。Goldfireの検索結果をユーザー任意のLLM(Large Language Models:大規模言語モデル)に引き渡して回答を生成するため、カスタマイズしたRAGの構築が可能です。
Goldfire APIの特長
Goldfireのセマンティック技術による調査機能をフルサポートするAPIを利用することで、外部プログラムからGoldfireの知識ベースにアクセスできるため、企業におけるテキスト情報の活用を加速させることが可能。
「ユーザーが希望するLLMを利用できる」「ユーザーの業務に合わせた出力を得られる」など、高い活用自由度を提供します。
文書のアクセス権を考慮した情報抽出が可能なため、情報の機密性も保持されます。
※日・英・仏・独・中の五か国語に対応
その他の強化ポイント
管理や検索の面での機能性を向上させるバージョンアップが行われました。
- 知識ベースの索引処理タスクの進捗状況や設定を一覧化できる機能を追加(バージョン12.8より)
- Goldfire APIの利用をモニタリングできる管理機能を追加
- AIP(Azure Information Protection)保護された文書の索引処理に対応(バージョン12.8より)
過去のリリース情報一覧
Goldfireの過去のリリース情報を掲載しています。
- Goldfire バージョン 12.7 (リリース日:2023年12月)
- Goldfire バージョン 12.5 (リリース日:2023年1月)
- Goldfire バージョン 12.3 (リリース日:2022年3月)
- Goldfire バージョン 12.1 (リリース日:2021年8月)
- Goldfire バージョン 12.0 (リリース日:2021年1月)
- Goldfire バージョン 11.1OU (リリース日:2020年6月)
- Goldfire バージョン 11.1 (リリース日:2020年2月)
- Goldfire バージョン 11.0 (リリース日:2019年7月)
- Goldfire バージョン 10.7 (リリース日:2018年10月)
- Goldfire バージョン 10.2J (リリース日:2015年11月)