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製品情報Goldfire バージョン 10.7

リリース日:2018年10月10日

今回のバージョンアップでは、主にユーザビリティの強化・改良が行われた他、独自のセマンティック技術を利用したアプリケーションを開発するためのAPIが公開され、より深く、より幅広い情報の検索が可能になりました。

IHS Goldfire 10.7 の概要

Goldfire Web Client で表示されるリサーチ結果の改良

これまで限定的だったGoldfire Web Clientの機能が大幅に改良されました。リサーチ時に入力した文字列を文脈で処理した結果と、キーワードで処理した結果を区別して表示できるようになり、Goldfire Thick Clientをインストールしていない環境でも文脈で処理した情報から優先的に参照することができるようになります。また、参照する文書内の最も関連性の高い部分を引用文として提示する機能も追加されています。

同義語検索をカスタマイズ可能に

対象用語の同義語をユーザー自身で登録し、一括で検索できるようになりました。業界や自社で利用される専門ワードを登録することで、一度の調査で効率よく絞り込みが行えるようになります。

「レンズ機能」のリサーチ結果をMS Excel形式へエクスポート

リサーチ結果を多様な切り口で仕分けして「気付き」を与えてくれる「レンズ機能」の結果を、Excelファイルに出力できるようになりました。これはユーザーからの要望に応えた機能拡張で、幅広い分野や異業種の情報などから、用途、利点、欠点、機能といった40種類以上の切り口で整理されたリサーチ結果を、より深い分析やレポートに活用することが可能となります。

APIの公開により、より深く生産性の高いリサーチが可能に
(有償オプション)

APIを利用することで、オリジナルのWebアプリケーションを作成することができるようになりました。例えば、特許文書・技術文献・社内文書などを蓄えた知識データベース内でセマンティック技術を利用した検索を自動化させたり、リサーチ結果に対して利用者独自の視点で情報を仕分けして出力したりすることが可能です。
また、リサーチ対象として、Goldfireが標準化していない文書管理システムやファイル書式の情報を取り込む仕組みも用意されました。有用な情報サイトが新たに公開された場合や、リサーチ対象としてきたサイトの仕様が大幅に変更された場合にも、いち早く対応することができます。
APIはユーザー自身で利用できる他、サイバネットが開発支援を行うことも可能です。

その他の追加・改善

  • マイデータの他ユーザーと共有
  • 最新のWeb環境であるHTML5、TLS1.2への対応
  • Windows Server 2016、Windows 10クライアントをサポート
  • Goldfire Thick Client V10.2JOU4 もあわせてリリース
  • など